フリーランスコミュニティまるもで、田舎フリーランス養成講座(いなふり)を受けた話
私は、2017年前半に、千葉県の南房総半島にある、富津市の金谷に1ヶ月滞在していたことがあります。
金谷には、コワーキングコミュニティの『まるも』があり、そこで自分の力で稼ぐ力をつけるため、スキルアップしに行きました。
まるもに関しては、下記のリンクをご覧ください。
田舎フリーランス養成講座(いなフリ)とは
簡単に言うと、約1ヶ月間にわたって、フリーランスに必要なスキルを身につける講座です。
ブログ、ライティング、アフィリエイト、webデザイン、コーディング、動画編集などのwebスキルを学ぶことができます。
座学ばかりではなく、実際に手を動かしたり、週末には楽しいイベントもあって充実した毎日を送れます。
いなふりの特徴をいくつかご紹介します。
バラエティにとんだ講師陣
プロブロガーやwebデザイナーなど、実際にフリーランスとしてお金を稼いでいる人が講師を担当します。
私が受講した時は、プロブロガーのあんちゃさんが講師でいて、聞きたいことはなんでも聞けるような環境でした。
いなフリ以外の場所で、あんちゃさんに直接話を聞きたい場合はそれだけで1万円かかると言っていたので(今は不明、それ以上かも)、これだけでも受講する価値があるなと。
基本的に、講師の人たちは自分なりに生き方の持論を持っていて、周りの目を気にせずのびのびと生きています。
このような講師陣から、レールに敷かれた人生を歩まなくても、自分の好きなことを仕事にして生きていく方法を学ぶことができます。
特に私は、しんどい思いをしないとお金は稼げないと思っていたので「好きなことしながらお金稼げるんや!」と気付かされました。
他にも、日本全国から面白いことをしている人が講演しに来てくれて、その人たちと話したりご飯に行ったりできるのも、いなフリの魅力です。
私がいる時は、札幌のゲストハウスwayaのリオ君が北海道から来てくれて講演をしてくれました。
生き方の幅が広がる
講師の方々はもちろん、まるも近くに移住してる人や、受講生には、色々な人がいて、日々、価値観を壊されます。
私が、講座を受ける前は「フリーランスって何?どうやってお金稼いでんねやろ。」って感じでした。
でも講座を受けた後は、ブログでどう収益がでるのか、1文字1円のライティングの仕事の取り方、webサイトの作り方など、仕事はいろいろなところにいっぱい転がってるということを知りました。
1文字1円のライティングって、卒論そのまま出したら2万円!笑
他にも自給自足して生きてる人や、結婚目前で来た人、仕事を辞めてきた人、大学を辞めるか迷ってる人など、年齢もバックグラウンドもバラバラでした。
自分と同じ考えの人たちだけと関わるよりも、違った考え方の人とも関わることで、自分の生き方の幅や考え方が広がっていきます。
普段の生活では出会えない人たちと学校のような場所で目標に向かって頑張ることはとてもいい経験になりました。
特に同期の受講生とは仲間意識が芽生え、最後の終了パーティは号泣パーティでした。
田舎で生きるメリットを身を以て体感
金谷は、山と海などの自然に囲まれており、観光スポットも多い田舎です。
自給自足をしてる人もいて、食があるという幸せを肌で感じることもできます。
ある日、イノシシが列車に轢かれたという報告を受け、みんなでそのイノシシを運び出し、実際に皮を剥ぎ、血を抜き、その肉を調理して晩御飯で食べるということもしました。
↑ティピーと呼ばれるテントをみんなで作り、この中でイノシシの肉を食べました。食のありがたみを感じた。
田舎は、家賃などの生活費も安いので、月5万円あれば生きていける。
単純計算すると、10万稼ぐだけで5万節約できます。
都会には、色んな種類の仕事が山ほどあり、自分で仕事を生み出さなくても、探せばすぐに見つかります。しかし、やりたくないことをやらされることも多いです。
一方、パソコン1つで仕事を生み出せると、自分も成長できて働く時間も住む場所も自分で決めることができます。
そして、やりたくないことはやらなくてもいい。
田舎は生活費が安いのでフリーランスのスタートにはぴったりです。
なぜ、いなフリを受けようと思ったか
大学を卒業する2ヶ月前、最後の春休みでした。
大学に入ってから色々なバイトをしてきたけど、 私は "自分の時間" を対価にお金を稼ぐという方法しか知りませんでした。
ある日、SNSをいじっていると、 "田舎フリーランス養成講座" というものをたまたま見つけました。
「よく分からんけど面白そうやし新しい働き方見つけれそう!」と思い、早速応募。
代表の池ちゃんとスカイプでテレビ電話をして、何が学べるか詳しく聞いたり、自分のしたいことを話したりしました。
そして、1ヶ月の講座が始まり、ブログを書いたりライティングしてみたり、ワークショップに毎回顔出したり充実した日々を過ごしました。
↑びろさんという方が運営する「びろえむ邸」で醤油作りをするWS。飼ってる猫が可愛すぎました。
↑白浜パークで、芝張りをするWSは達成感がすごかった。今では、この芝の上にキャンプ場ができています。
いなフリの講座を受けることで、仕事の生み出し方を知り、経験値もつき、とてつもなく正解でした。
しかし、私の場合は幅広く手をつけたせいで1つのことを圧倒的に身につけることはできませんでした。
同期のこんちゃんは、講座中にライティングとブログに集中して、講座後も継続して仕事をとり続けたため、数ヶ月後のいなフリでは講師を務めるまでに成長していました。
まとめ
『まるも』は日本全国から様々な人が集まる場所で、個人的にフリーランスの聖地と思っています。
自分で稼げるスキルを身に付けたい人や、人生において他の選択肢を探している人にとってはとてもおすすめの場所です!