三重県 川越町の事故について

　11/28午前11:20頃石膏ボード製造メーカー「チヨダウーテ四日市工場」にて『作業中の男性3人が生き埋めになった』という事故が起きた

【事故のポイントと問題】
①〔作業内容〕
・『集塵機』につながる冷却装置のタンクで清掃、点検作業をしていた
②〔状況〕
・燃焼した木くずチップを貯める冷却装置の点検中に落ちてきた灰に埋まって30代と50代の2名は死亡、ほか1名は救出された
③〔問題点〕
・『冷却装置』は燃やした木くずチップを一度、集塵機に集めた後、残った灰を冷ますもの　と定義されているが⁉
⇒作業できる状態だったのだろうか
→設備が停止されて、安全に作業できる状態だったのか？

・落ちてきた灰に埋まった　というが？
⇒機械が停止しているはずなのに、何故、落ちてきたのか
→作業領域の、確認不足？作業手順のミス？危険予知を怠ったのか？

・高さ約１２ｍ　直径約３ｍの筒状の形状
⇒高所作業なのに３人で良かったのか？
⇒高所作業であるから、命綱などの安全装置は使用されたのか？

・3名は業務委託の作業員で、数か月に一度の点検
⇒業務委託の作業員に、安全教育は徹底されたのか？
⇒事前の作業手順の教育はされたのか？

という点から、［労働安全衛生法　違反］が考えられる