小松基地航空祭2024(予行)
2024.9.13(金)
この日は10日後に控える航空祭の予行があるということで小松へ向かった。
仕事が終わり帰宅したのが深夜0:30。
1時間だけ仮眠をとってから地元の友人を拾って、
東名、名神、北陸道とひた走る。
流石に眠気が襲ってきたので、小松直前の尼御前PAで仮眠休憩をとることにした。
朝イチからフライトがあっても8時に基地につけば良いだろうとたかを括っていると、7時過ぎ、頭上を轟音が通り過ぎる。
「「ヤバいっ!!」」
窓から顔を出すと、何機ものF15が離陸するところだった。
こういうスクランブルには慣れている。秒でエンジンをかけ基地へ向かった。
離陸したファイターは303SQ、306SQ、飛行教導群の合計11機。
オープニングフライトと予想し、とすれば、今日は本番の流れを通しで練習する総合予行の日だろうと期待が高まる。
基地南側で構え、待つこと数分。各機体が繋がれているかのような完璧な編隊で通過していった。
これだけでもかなり満足だったのだが、撮れてしまえばやはり欲が出てくる。空自70周年スペマがどうしても撮りたい…
そんな折、303SQが上がりそうな雰囲気。
ローカルはやらないとすれば、おそらく機動飛行…
ヒヤヒヤしながら今度は基地の北側へ急ぐ。
ポイントへ到着すると、やはり数分でF15が2機離陸した。そして1機目はスペマ!明らかにローカルじゃない上がり方に機動を確信する。
周辺を走り回りながら、なんとか背中を確保しようと必死だった。
ノーマル機もぶん回されていたが、どうしても追っかけるのはスペマの背中。すみません。。。
北陸新幹線カラーとファイティングドラゴンらしいこの塗装、なかなかセンスいいすなぁ。
さて、303SQが着陸すると間髪入れず306SQが離陸した。
海外でも人気だという背中に桜が舞う和風スペマも上がってくれた。感謝感謝であります。
こちらは縦系の科目が多く、なかなか背中をバキっと撮らせてくれずソワソワしたものの、最後の720°ターンでなんとか捉えることができた。
306SQの機動も終わり、救難展示が始まる。
全国の航空祭で見かける展示だが、やらない航空祭もあるのだろうか…?
少し時間が空き、空港デッキでも行こうかと駐車場へやって来るとイーグルの鳴き声が!
とんぼ返りで機動ポイントに戻る。
程なくして教導群の塗装機が離陸した。
牛、抹茶、そして先行きが怪しいラムネ。
去年は2機だった機動飛行が3機へボリュームアップし、東西北と三方向から立て続けに飛んでくるので腕はへろへろだ。
連れが完璧に機動内容をリサーチしてくれたので立ち位置バッチリ。満足度の高い撮影となった。
程よい疲労感に笑顔もこぼれる。
いよいよ大トリ。303SQと306SQ合同の8機編隊で〆るらしい。去年まで無かったよね。
どうせなら順光でやろうと、再度基地南側へ移動。
すっかり色づいた稲穂を眺めながら待っていると、美しいデルタが現れた。
これにて予行は終わり。機体も片付け始めたので、帰路に着く。と、その前に小松にある唯一?の二郎へ。
腹パンになったところで、改めて帰路に着いた。
最後になるが、この1週間後、能登半島を中心に大規模な大雨災害が発生した。
正月の地震に続いての被災である。
心よりお見舞い申し上げます。
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