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Wordで保存せずに終了したWordファイルの復元方法

「Wordで保存せずに終了してしまった場合、どうすればよいですか?」

みなさん、Wordでドキュメントを作成中、保存する前にWordを終了してしまった経験はありませんか?

実は、誤って保存せずにWordファイルを閉じてしまった場合でも、諦めずに復元できる可能性があります。
ここでは、Wordで保存せずに終了したWordファイルを復元する方法をいくつかご紹介します。


1. Wordの自動保存機能を利用する

Wordには、自動保存機能が搭載されています。この機能は、定期的に作業内容を自動的に保存するため、万が一保存せずにファイルを閉じてしまっても、作業内容を復元できる可能性があります。
自動保存機能が有効になっているかどうかを確認するには、以下の手順を実行します。

  1. Wordを開きます。

  2. ファイルタブをクリックします。

  3. オプションを選択します。

  4. 左側のメニューから「詳細設定」を選択します。

  5. 「保存」の項目で、「次の間隔で自動回復用データを保存する」の値を確認します。

この値が0以外の場合は、自動保存機能が有効になっています。自動保存機能で復元できるファイルは、最後に自動保存された時点のものです。作業内容をすべて復元できない可能性があることに注意してください。

2. 未保存のドキュメントの回復機能を利用する

Word/Excelには、未保存のドキュメントの回復機能が搭載されています。この機能は、Wordを終了する際に、保存していないファイルがあったかどうかを確認し、復元できるかどうかを判断します。

未保存のドキュメントの回復機能を利用するには、以下の手順を実行します。

  1. Wordを開きます。

  2. ファイルタブをクリックします。

  3. 情報を選択します。

  4. ドキュメントの管理の項目で、「未保存のドキュメントの回復」をクリックします。

未保存のドキュメントの回復ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、復元できるファイルの一覧が表示されます。復元したいファイルを選択し、「開く」をクリックすると、そのファイルを開くことができます。

3. バックアップファイルからWordファイルを復元する

定期的にWordファイルをバックアップしている場合は、バックアップファイルから復元することができます。

バックアップファイルの場所は、使用しているWordのバージョンによって異なります。

  • Word 2010以降の場合、以下の場所にある可能性があります。

    • C:\Users<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Word\AutoRecovery

  • Word 2007以前の場合、以下の場所にある可能性があります。

    • C:\Documents and Settings<ユーザー名>\Application Data\Microsoft\Word\AutoRecovery

これらの場所にあるファイルは、.asdという拡張子が付いている自動保存ファイルです。自動保存ファイルを開くには、Wordで開くか、別のテキストエディタで開くことができます。

4. データ復旧ソフトを利用して未保存のワードファイルを復元する

上記の方法で復元できなかった、保存せずにWordファイルを閉じてしまった場合でも、データ復旧ソフトを利用すれば復元できる可能性があります。データ復旧ソフトは、未保存、誤って削除してしまったファイルや、破損してしまったファイルを復元するのに役立ちます。

ここでは、データ復旧ソフト4DDiGを利用して未保存のワードファイルを復元する方法をご紹介します。

1. 4DDiGをダウンロードしてインストールする

4DDiGは、WindowsとMacの両方で利用できます。以下のリンクから、4DDiGをダウンロードしてインストールしてください。

2. 復元したいファイルの場所を選択する

4DDiGを起動したら、復元したいファイルの場所を選択します。

  • パソコンのハードディスク

  • 外付けハードディスク

  • USBメモリ

  • SDカード

など、様々な場所から未保存のWordファイルを復元することができます。

3. スキャンを実行する

復元したいファイルの場所を選択したら、「スキャン」ボタンをクリックします。4DDiGは、選択した場所をスキャンし、削除されたファイルや失われたファイルを検索します。

4. 復元したいファイルを選択する

スキャンが完了したら、復元したいファイルを選択します。プレビュー機能を使って、ファイルの内容を確認することもできます。復元したいファイルを選択したら、「復元」ボタンをクリックします。

まとめ

Wordで作成中のファイルを保存せずに終了してしまった場合でも、Wordの自動保存機能によって一時ファイルが作成されているため、それを復元することで作業内容を取り戻すことができます。手順さえ理解していれば、ファイルの損失を最小限に抑えることができます。
ぜひ、この復元方法を覚えておき、万が一の際に役立ててください。

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