【ご報告】

てのりタイガー解散します。

このような形での急な発表、ご報告になり申し訳ございません。

10年前にてのりタイガーというトリオを組み、

そこから1人脱退しコンビになってからは9年、

一時でも応援して下さった方々本当にありがとうございました。

そして今も応援してくださる皆様、期待に応えられずすみません。

完全に自分達の力不足です。

「芸人とプロレスの両立、共存が出来なかった」

これが全てです。

どちらのせいという訳ではありません。

コンビなのでどちらの責任でもあります。

本当に申し訳ありません。

今ボクがこうやって芸人を続けられているのは間違いなくファンの方々の応援があったからです。

本当にありがとうございます。

そして何より一緒に色んな事をやってくれた周りの先輩、同期、後輩達、作家さんや劇場のスタッフさんには心から感謝しております。

コンビとしてこれからという時に相方が突然プロレスラーになり、

最初こそ面白がって「いけいけ！」と思っていましたが、

気付けばスケジュールが被るとLIVEではなく試合を取るようになったり、

ネタ合わせですら思ったように出来ない日々が続き、

コンビとして当たり前の活動が出来ない謎のフラストレーションが溜まっていきました。

そして気付いた時には素直に応援出来なくなっていました。

そんな中でもピンでライブや舞台に呼んでくれたり、

ボクのやりたい事に付き合ってくれたり、

ご飯誘ってくれたり遊んでくれたり、

皆さんのお陰で何とか今まで「芸人」を続ける事が出来ました。

1人じゃ無理でした。

今後の事についてはマジで未定です。

何にも決まってません。

発表するならある程度目処がついてからにしようとも思っていましたが、

そんなもんは捨てて何も考えずに足掻いてみる事にしました。

今はとにかくネタがしたいです。舞台に立ちたいです。

漫才でもコントでも。色んな事やりたいです。

今までやれなかった事にもどんどんチャレンジしたいです。

初めての事で探り探りですが色々と声をかけさせて貰ったり相談させて貰ったりすると思うのでその時は一度お話させて下さい。

そして少しでもボクと何かやってみたいなーと思ってくれた方も気軽に声かけてみて下さい。

芸歴とか事務所とか問いません。

取り敢えずお話しましょう。

ボクが求める条件としては、

どんな仕事でも一生懸命頑張れる

隠し事、裏でコソコソしない

人によって態度を変えない

周りの人や環境にちゃんと感謝出来る

いきなりプロレスラーにならない

の5点です。

こういった解散の報告でありきたりな相方への綺麗事を言うつもりはありません。

何せ今回も含めたら3回も解散を持ちかけてるわけですから。

コンビとして思ったような活動が出来なくなり、

どう少なく見積もっても100回以上ブチ切れてきました。

嫌だったでしょう。

こう言う形になって、

他人になったからこそ初めて心から申し訳ないと思ってます。

ただ今思い返せばこんな関係でよく10年も持ちました。

TVの収録中に「プロレスの試合がある」と帰ったり(ボクが普通にブチ切れるもブラマヨさんが爆笑に変えてくれました)

新ネタLIVEの入り時間になっても劇場に現れずそのまま本番が始まってやっと連絡取れたと思ったら「ごめん、練習中に相手の指が目に入って今救急車で運ばれてるからいけないわ」と一方的に告げられLIVEに来なかったり(たまたま作ってた新曲歌って乗り切りました)

ボクが「2回目の解散だ！！」となった時、コンビ間で一切会話もない状態で台本だけ送ってネタ合わせもせずに新ネタライブやランキングライブに臨んだり(何故か1位でした)

どう考えても無茶苦茶なコンビでした。

なので唯一の感謝はこんなボクと10年も組んでくれてありがとうという事だけです。

それぞれ違う道を歩みますが、

今後もプロレス頑張って下さい。

とことんやって下さい。

結果出して見返して下さい。

コンビでなくなった今だから1人の同期として言えます。

プロレスラーとして成功することを心から願っております。

しばらくはピンの期間になりますが、

少し休みたいなんて考えは一切無いので、

どんなライブでも動画の企画でも何でも良いのでいつでも呼んで下さい。

解散という解散は初めてで正直分からない事だらけですが、

分からないなりにいっぱいもがいていっぱいチャレンジしてみたいと思ってます。

下向いて立ち止まってても仕方ないですから、取り敢えず前向いて歩きます。

12年目でまさかゼロからスタートするとは思ってなかったのですが、

持ち前のポジティブさを活かして逆にチャンスだと思って頑張りたいと思います。

コンビかはたまたトリオなのかカルテットなのか分かりませんが、

相方を連れて舞台に戻って来た際は皆様どうか宜しくお願い致します。

現在の情勢も考慮したとはいえ、

関係者の方々にはこのような形でのご報告になり本当に申し訳ございません。

まだまだ至らない部分が多いですが今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

長文失礼しました。

ムラジュン