予測を上回る
きのうが立春(の瞬間を含む日)だったけど、やっぱり気持ち的には今日が立春な気分。
新しいチャレンジ、本格的に今日から。
そのためにいろいろと準備。
今日からのチャレンジはチャット形式でのリーディングなのだけど、改行のつもりでうっかりEnterKeyを押してしまうと途中送信になってしまうので、私には下書きが必要。一度に読み込めるギリギリで区切る。
タロットのリーディングは翻訳みたいだといつも思っていて、でも言葉をどんなふうに選ぶかで伝わりかたも変わる。おなじことを言うのに、ひらがなで書くか漢字で書くかも、じつは受けとりかたに影響すると思う。
優しい漢字とひらがなのバランスが絶妙で、いつもうっとりさせられるのが『ほぼ日』。ほぼ日刊イトイ新聞。
まねをする、参考にするのもひとつなんだけれど、それを意識しすぎて自分の言葉で言えなくなると、とたんによそよそしさが漂う。自分で書いたものを後々「これ書いたの誰だよ?」ってなるのは本意ではない。
今日の1枚はペンタクルスのキングでした。牡牛座のマークが入ってる。
私はとにかくリーディングは丁寧にやりたいし、丁寧に伝えたい。結局、1件のリーディングに準備から結果の送信まで3時間ぐらいかかっている。でも私は『占い師』ではない。時間で区切れない。効率がどうとかは言えない。私がやりたいのは、セッションだから。
ペンタクルスのキングはどっしり感と重厚感を感じる(イラストはかわいいけどね)。
信頼に足る自分でいること。
なんだろう、『信頼を得るにはどうすればいいか』とかではないのですね。
ふと、中村文昭さんの言葉を思い出す。
『予測を上回る』
これは師匠の言う『なにかしようとするな』とは違うベクトルにあって、『お役にたちたいがために予測を上回る働きを(しようと)する』のではないのです。そういう計算や駆け引きみたいなものは存在していないのです。結果として予測を上回れる。
余計なお世話をするのではなく、媚びることなく、堂々と引き受けたことを、堂々とやり遂げて、丁寧に手渡すこと。
これを今日から、この点でのテンションを上げも下げもしないでキープしていくこともまた、今日からのチャレンジなのかもしれないと思います。