ヘンテコリーダーの独り言

タロットに触れれば触れるほど
セッションを重ねれば重ねるほど
わたしの思っている『占い』からは遠ざかっている感じがしています。
深く潜り、
何重にも鍵をかけて鎖をぐるぐる巻きにして海の底に沈めてあった宝箱をあけてもらうような
中に入っていた意外なものと対面してもらうような
そんな時間です。


タロットリーディングはやりたい。
でも『占い師』になりたいわけじゃない。
というのをずっと思ってきたわたしにとって、今のスタイルはけっこう『私らしい』形になりつつあるように思います。

誰でもどうぞ、どんなご依頼にもお悩みにもおこたえしますとは私はとても言えない。

まだペーペーのくせに偉そうにも思っていることは

寄せない。
寄らない。
迎合しない。

世の中のニーズになんか合わせない。
流行りに乗らない。

ひとりぐらいこんなヘンテコな人がいたっていいよねと思いつつ、
島にあれほどたくさんいたはずのカードリーダーさんたちがすっかり影を潜めてしまっていることにちょっとモヤモヤを感じています。
読めるけど読まないのかな、
読んでるけどおもてには出ないのかな。
今はオンラインもやりやすくなったしね。

いろんなリーダーがいて、いろんなスタイルがあって、受ける側もそれをわかって選べたほうがいい(当たり前)。これまで受けに来てくださった方々はたぶん私の長々＆ネチネチ(笑)セッションが必要な方だったと思いますが
私では引き受けられないこともあるし、もっと軽い＆短い＆さくっとしたのがいい人もいるはずだし、
潜伏中のリーダーさんには「ここにいますよ」って言ってほしいのです。

イベントが続きます。でもヒーリング系でも占い系でもない。誰でも来れる。
来場者ウォッチングしながら同じ匂いの人を探します。