目の前の誰かに
『ART in YOU』さんでタロット対面セッション、暦のワークショップをさせていただけることになりました。きょう、決まりました。
先週の私にはちょっと足りなかった勇気が出て、わかっていただけて、秋分までの約90°は助走期間として、空間と自分のリズムをあわせながら走り出すことにしました。
地球暦もお使いいただいているし、ずっと応援してくださっていることは感じていたんだけど
あらためて深くお話してみて、不思議なめぐり合わせがあったことを感じました。
カウンセリングに関してはプロでいらっしゃるので、そんな方のスペースをお借りしてこのピヨピヨな私がセッションをさせていただいてよいものかと思っていましたが、彼女のおっしゃる「ART in YOU」のビジョンは、私みたいな人だからこそ活かされるようです。キャリアコンサルタントとしても長く活躍してこられた彼女の表現だと『インキュベーション・スペース』。独立、自立、創業の後押しになればよいとのこと。
お話していてすごく共感したのが、
テクニックやスキルだけで、紋切り型のフレーズで人にアドバイスするのって違うよねっていう話だった。目の前の人をみないで、ちゃんと話をきかないで「ハイハイそれね」っていう対応するの、お医者さんなんかにも多いよねって。
目の前の人のためだけに紡がれる言葉ってきっとある。同じようにみえてもみんな違う。
その言葉が、その瞬間に相手とのあいだに生まれるフレーズが、渡すほうも受けとるほうも包みこむんじゃないかって。
だからこんなご時世でも、対面セッションの場として提供することを承諾してくださったんだと思うのです。セッションって『なまもの』で、フレッシュな採れたてのみずみずしいものだと思うから。
共感しつつも、私もこのことはつねに忘れずにいたいと思いました。
もうすぐ始まります。準備に忙しくなりますが、嬉しいことです。気負わず、いいリズムをつかんでいきたいと思います。
その人のために紡がれているか。紋切り型のどこかで読んだようなフレーズを安易に口にしていないか。