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てのひら:祈りのうつわとして

ここのところのセッションはインナーチャイルド、もとい『それ』の声を聴く感じのものが続いています。

ART in YOUのご主人とセッションの内容について話すことはありませんが、先日からそれとは別に、インナーチャイルドに関する話(私の持論)をしていたのですね。

↓このあたりの話です↓





思うとそうなるとか、書けば叶うとか、話せば実現するとか言われますが、
ART in YOUという空間で思ったり、書いたり、話したことが次々に実現していく流れになっていて(むしろついていくのに一生懸命)
ご主人も、訪ねて来られた方
おひとりおひとりに都度タロットの話をしてくださるので、このところご紹介が途切れません。
ありがたいことです。

ただ、インナーチャイルドからの声を聴く必要のある方のセッションでは
どうしたいですか?どんなふうになったらいいと思いますか?という質問にも
そのときどんなふうに感じましたか?どんな気持ちでしたか?という質問にも
『できごと』や『状況』をつらつらと話されはするものの
『気持ち』については一切、返ってこないというのが現状。
ご本人はおそらく『気持ち』を話しているつもりでいらっしゃるのです。それでも、お話のどこにも、『どんな気持ちだったか』が語られていない。

自分の気持ちをずっと、あとまわしにしてこられたから。
『泣き言とか、ああしたいこうしたいなんてこと、言ってる場合じゃなかった』から。
私より○○さんの方がずっと大変だから。
ああしたいこうしたいを言うのは贅沢だから。そして私にはその贅沢は許されないから。
そんなふうに決めて、思い込んで、ここまで頑張ってこられたから。



インナーチャイルドとかアダルトチルドレンとか、用語も呼称も考え方もいろいろあるみたいだけれど、そこにレッテルを貼って正しいとか正しくないとかのジャッジに時間を使うより、
セッションで出てきたがっているチャイルドの声を掬い上げること。
魂の入れ物である肉体を持っている主に、その声を届けること。
それがその人の軸を立て、輝きを全方向に広げていくことにつながると思っています。

ART in YOUのご主人とはこれまでの活動や読んできた本、考え方など、リンクするところがたくさんあり、『祈り』もそのうちのひとつです。
ここは実は、
ART in YOUという名前よりもずっと前から、
『祈り』『うつわ』をあらわす別の名前がつけられた空間なのです。
そして私は『てのひら』という、もっとも原始的な『うつわ』をあらわすものを名乗ってきました。
屋号を変えようかどうしようかと悩んでいましたが、
この空間から生まれ変わり、再誕生を見届けるという経験をすこしずつさせていただいている今、
この名前で良いような気もしてきています。

10年以上前、わたしがT・ONEという活動名と『てのひらや』という屋号を名乗るにあたって
てのひらにできることって何だろう?とキーワードをピックアップしてみたのですが、これがそのままキャッチフレーズになるようにも思っています。


てのひら

すくう、つつむ、うけとめる。
つなぐ、かざす、あたためる。


今でもたいせつに思う、たいせつなひとつひとつです。

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