玉砕と反省と
セッションが2枠ともリピーター様で、なにかあるなと思っていたらほんとにあった。
一件はうまくいきました。そしてもう一件は、玉砕でした。
玉砕した一件は、すんなりいくと思っていました。実際、途中まではすんなりいっていました。ところが途中から雲行きがあやしくなってきました。これは、、、受け入れる体勢ではないな、と感じたそのあたりから、何をどう説明しても「No」な感じになってきました。
そこで、止めておけばよかった。時間がたつとわかることもあるかもしれませんね、みたいに言えばよかった。
ご自身が無意識に何度も口にされる内容について言葉をはさむと「そうじゃない」と逆のことを言われ、しばらくするとまた同じことが繰り返される。そしてこのことをお伝えすると「いつ私が言いましたか」と防御の体勢に。
そしてその後も「そんなこと言われたくない」「そんなふうに言われたら傷つく」「説教されてるみたい」と実際に口に出して言われました。
結局、ご納得がいただけないままで。
これ以上お話を続けてもよい結果にはならないと判断して、ここまでにさせていただきますねと言いました。
はい、とも いいえ、ともおっしゃらず、席をお立ちになることもない。どうしていいのかわからなくなって私が椅子から立ち上がったのですが、
その瞬間にハッと、いまこの動作はしてはいけなかったと思いました。
テキストのどこにもそんなことは書いてないけれど、私から席を立つことがあってはいけなかったと直感的に感じました。
その後はドミノ倒しのよう。
最悪です(私が)。
相談者さまはこちらを振り返ることなく出ていかれました。
実は「言えなかったNoを言えるようになる」ことが前回からの持ち越しテーマでもあり、私としてはそれを目の前で私に向かってやっていただけたことは、これは良かったと思っています。
それでも、もっとも大切であろう空気感と、信頼の態度を私から崩してしまったこと、これは反省しなくてはいけないと思っています。
これが対面セッションではじめての大失敗でした。これから先も、何度も失敗するでしょう。
でも失敗したからとやめずに、経験を重ねていくことでしかわからない大切なものを積み上げていこうと思います。