小さな決意

ゆうべ宇宙マッサージを受けて一瞬で頭痛が消えたのに、今朝はまたなんだか重だるい。おかしい。実は数日前からかすかに耳鳴りが始まっていて、日に日にひどくなっている。(宇宙マッサージによる不調ではないです)

私にとってこの『頭痛+耳鳴り』は変化の前ぶれで、あの時もそうだった、と思い出すことがある。あのときもグワングワンに頭がわれそうなほど痛く、飛行機に何十時間も乗ったときみたいに耳鳴りがすごかった。絶不調なのにどうしても行きたい、行かなければならない(と思う)場所がある。そこへたどり着いた途端、滝のような涙と嗚咽。全身の力が抜けきってしまい、友人につかまりながら歩くとそこで、人生を変える女神との出会いが待っていた。

今日はよく晴れた。昨日までの灰色の空がウソみたいだった。洗濯をしては干し、しては干しを何度も繰り返しながらとにかくものを考えずに体を、手を動かそうと決めた。アイロンをかけ、掃除機をかけ、棚の整頓をし、買い物にも行った。けっこうがんばった。頭痛と耳鳴りのなかで。

Twitterでタロット1枚引きの企画を立てたことがある。それに参加してくださった方からメッセージをいただいた。私が送ったリーディング結果を読み返していただいたらしい。またお願いできますか、と。思いもかけないことですぐには言葉が返せない。まだ返せていない。何やってんだと自分に言いたい。なにもまた同じように数十名の人のリーディングをするというのではないのだ、今は、たったおひとり、思い出してメッセージをくださったその方のことだけ考えればいいのだ、それなのに私は。

Twitterでずいぶん、いろんな占い師さんの信念や理想や姿勢、信条としていらっしゃることなどを垣間見てきた。どの方も素晴らしいと思うし尊敬する。それでもどうしても私にはわからないことがあった。

『〇〇時間以内に感想をいただけない方はお断り』

真剣なセッションは、するとかされるとかではなく提供する人と受けとる人、その二人の時空間だと思っていて、対価が発生するのだから提供者側が上という考え方もあるかもしれないけれど、真剣にセッションをしたら、あるいは受けたら、いや真剣なセッションであればあるほど、『感想が言えない』こともあると思うのです。受けとる人にド直球でみぞおちのあたりにぶつかったメッセージや、もやもやするメッセージ、素直にハイと言えないメッセージ、いろいろな人がいるからいろんなタイミングがあって、感想を言えるまでにそれぞれの人の、それぞれの時間が必要になることもあると思うのです。私自身もこれまでにセッションをいくつも受けてきて、しかも毎回清水の舞台から飛び降りるぐらいの勇気をもってお金を出して臨んだセッションで、まともな感想がすぐに言えたことなどほとんどありませんでした。今日はありがとうございました、というのが精いっぱいで、何日も何週間もたってから相手が引くぐらいの長文で感想を送るというのが常でした。

私はTwitterの企画では、募集はTLで、リーディングはDMでおこないました。他の占い師さんの企画でTLでの無料リーディングに何度か参加させていただいたこともあります。そして、そのことで本当に良いタイミングで良いアドバイスをいただけたこともあります。それでも、何か引っかかることがあったのも事実です。何ってうまく言えないのですが、

セッションは提供者と受けとる人の『あいだ』にあるもの

だということです。すくなくとも私はそう思っているということです。きっと、このことをはっきりさせておきたかったのでしょう、私が、私の中で。感想のことも含め、私が受けとる人との間にだけ築けばいい、たしかなもの。

メッセージをくださった方に、お返事をしようと思います。

よろこんで、と。

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