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2022年 順位予想(セ)

1 読売ジャイアンツ

投 A 打 B 層 A

投…エース菅野智之を始め、戸郷・山口・高橋・今村を始めとした日本人の先発陣に加え、CCメルセデスやアンドリースを加えた外国人先発、山崎伊織や堀田、直江といったプロスペクトがローテに加われば、今後も安泰だろう。
中継ぎもビエイラ、デラロサが残留し、左の中川、高梨、大江、高木、戸根に加えフル回転の効く山田が新加入。
右も鍵谷、畠が健在で、運用法さえ間違えなければ層・力共にリーグ随一のリリーフ陣を誇る。

野…捕手岸田が本格化すれば、左の大城、右の岸田、守の小林で3人ローテが成りたつ。
一塁手は中田翔の復活がキー。中田が全盛期の実力を取り戻すようなら独走状態に入るだろう。
中田を加えた、吉川尚坂本岡本の内野陣は12球団でもトップの守備力を誇り、投手陣を援護する。
外野も松原が一本化し、丸松原に加え、新外国人ポランコが5番レフトに座ると思われる。
ポランコがある程度活躍すれば、岡本の負担も減り、打線に厚みが増す。
順調に行けばこの3人がレギュラークラスだが、それに加え梶谷、ウィーラーらが控える。
プロスペクトである秋広は一塁と中堅手で、中山は二遊間で存在感を示し、中田や丸、坂本を脅かすことが出来るか。

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西川を逃すなど目立った補強は出来なかったが、若手の成長と手堅い外国人補強でV奪還へ。
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☆ 032 堀田堅慎
遅れてきたドラフト1位
☆ 55 秋広優人
55番の継承者
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2 東京ヤクルトスワローズ

投 A 打 A 層 B

投…昨季優勝の原動力となったリリーフ陣が売り。清水、石山、今野、マクガフの4枚が今年も最後を締めると思われ、それに加え梅野や田口といった投手が支える。
先発陣も昨季ブレイクの奥川が1年間ローテに回り、同じく昨季ブレイクした高橋奎や原樹理、金久保といった新鋭に加え小川・石川らがローテを埋めれば1年間回せるローテが完成するだろう。小川以外の先発陣はまだ1年間投げ切ったことがなく、石川も高齢である事が不安材料ではあるが、投手の能力はとても高い。


野…塩見青木山田村上サンタナ中村オスナの1〜7番の並びはトップクラスの破壊力を持ち、投手が気を抜いて投げるバッターが見つからない印象。なかでも村上の成長は留まるところを知らず、今や12球団No.1バッターと言っても過言ではない域に若干22歳で達している。
衰え知らずの青木だが、青木に衰えが見えた時に山崎や中山、宮本らがカバーできるか。
12球団No.1の代打の切り札である川端慎吾は、体感8割くらい打ってるように感じる。化け物。
また、内川・坂口のベテランも控えており怖さは十分。
ショートの座を若手の元山、西浦らで争っているが、ここが高いレベルで決着したらとても面白い。

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酷使気味のリリーフ陣をカバー出来れば戦力にマイナスなし、連覇も有りうる。
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☆ 18 寺島成輝
復活へ、16年ドラ1サウスポー
☆ 0 並木秀尊
二軍で20盗塁の俊足外野手
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3 広島東洋カープ

投 B 打 C(B) 層 B
 
投…ドラ1の成功により、エース森下と守護神栗林が控える。
先発陣は最多勝・九里に加え森下、大瀬良の3本柱に加え昨季頭角を現した玉村、月間MVPを獲得するなど再び活躍が期待される床田など、タレントは揃っている。
リリーフも栗林に加え、フランスアコルニエルの左右の外国人パワーピッチャーがセットアッパーとして控え、島内や森浦、塹江らも50試合以上登板しており、菊池保も要所で良いピッチングをするなど層は厚い。
岡田や、薮田といった「一発屋」の投手陣が床田のように復活できるか。

野…若手の台頭が目立ち、今後の未来が1番明るい野手陣といっても過言ではないだろう。
捕手の石原・坂倉、遊撃手の小園、三塁手の林、外野手の宇草などといったメンバーはとても期待が持てる。
上記の若手に加え、會澤や菊池、西川といった中堅〜ベテランがしっかりと打線を支える。
昨季ようやくスタメンの座を勝ち取った野間や、一昨年活躍した"プリンス"堂林がここに加わってくると層も厚くなる。
3A出身の主砲、マクブルームがかつてのエルドレッドのように活躍できるか。また、鈴木誠也のメジャー移籍問題もロックアウトにより難航しており、かなり順位予想が難しい。

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誠也残留なら再び鯉黄金期も。かつての"タナキクマル"のような若手の躍動に期待。
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☆ 48 アドゥワ誠
怪我から復活の長身右腕
☆ 49 正隨 優弥
次世代のホームランアーチスト
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4 横浜DeNAベイスターズ

投 D 打 A 層 C

投…エース今永の離脱が発表され、平良も怪我による育成落ち、上茶谷や大貫、濱口も全くもって成績を残せず、かつての新人王左腕東も怪我しがちで本調子で1年間回れるかは不明で、中継ぎから先発に転向した石田も先発に回った途端ボロボロ計算出来るのはロメロくらいか。
そもそもベイの先発陣はローテを守っていると言うより、ローテに存在しているだけな気がする。
先発陣があまりにも脆弱すぎる。
それに比べ中継ぎ陣はある程度の戦力を誇る。
三嶋山崎康晃エスコバーの勝ちパターンに加え、右の伊勢や平田、三上、左の砂田、田中健や櫻井と言ったメンバーもリリーフ陣を支えている。
新加入のクリスキーかピープルズの外国人がここらのメンバーにプラスで勝ちパターンをカバー出来れば継投策で投手戦を掴むことが出来るかもしれない。

野…桑原牧らの活躍によりより一層打線に厚みが増し、日本ハムからノーテンダーで大田も加入。怪我しがちな米代表主砲オースティンのサポートも充実し、桑原佐野牧宮崎オースティンの3割軍団に加え、かつての本塁打王ソトが控え、新加入の選手も加えて打ち勝つ野球が出来る野手陣になっている。
また、楽天から藤田が復帰しチームの精神的支柱となる事も期待される。
ショートに期待の森が2番として定着し、脚で掻き回すことが出来ればチャンスで佐野やオースティン、牧や宮崎、ソトなど勝負強いバッターに回すことが出来、得点能力が増すだろう。
まだ昨季は代打でアピールした楠本や、若手の細川や知野といった一発のあるバッターも控えており、ここらが出番を増やす中で活躍できればとても面白い。

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先発陣さえなんとかなればAクラスも。
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☆18 小園健太
高卒ドラ1が横浜先発陣の救世主となるか。
☆6 森敬斗
三拍子揃った19年ドラ1ショート

5 阪神タイガース

投 B 打 B 層 D

投…ガラスのエース、高橋遥や青柳、秋山、西勇、伊藤将といった先発陣はリーグトップのタレント揃い。
なんといっても高橋遥が去年はヤクルト戦に弱かったとはいえ、7試合で防御率は1.65、2完封をマークした。1年間入れるかどうかがチームの順位も大きく左右するだろう。
他の先発陣もとても安定しており、それに加えガンケルやウィルカーソンがアピールできるか。
問題は中継ぎ陣である。絶対的守護神スアレスが抜け、代わりにケラーを補強したが、スアレスまでやれるかというと未知数。
セットアッパー岩崎とアルカンタラは健在だが、それに続く勝ちパターンのリリーバーが不在で去年から苦しんでいる印象。

野…佐藤輝、中野といったルーキー陣が躍動した昨季だが、2年目となる今年も活躍することが予想される。
サンズが退団したが、ロハス.Jrがその穴を埋めてくれることだろう。島田が台頭し、近本、中野、島田の3人で足で掻き乱してくると、敵チームに嫌がられる戦い方が出来るのではないか。
捕手は梅野が残留し、好リードを収めた坂本と上手く併用できれば戦い方が広がる。
昨季は基本的に8人スタメン固定して終盤近くまで戦い抜いたが、代わりに出てくる選手が軒並み活躍せず、大山スタメン落ちでマルテ4番問題も発生するなどレギュラークラスの能力は高いが、誰かが不調になったりするとサブメンバーの格落ち感が否めず、層が薄い印象を受ける。

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矢野が今年限りとは言ったものの、スアレスサンズ退団の穴埋めるのは難しそう。
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☆ 19 藤浪晋太郎
右のセットアッパーになれるか、皆に愛される藤浪の復活劇に期待。
☆ 32 井上広大
右の若き大砲
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6 中日ドラゴンズ

投 B 打 E 層 D

投…エースの大野や柳に加え、福谷やナゴドを自在に操る小笠原や松葉と言った先発陣は揃っており、山本拓や勝野などが1年間ローテを守れるようになるとまたより一層層が厚くなる。
中継ぎはセットアッパー又吉が流出したが、代わりにかつてのパ最優秀中継ぎ岩嵜を獲得。
祖父江や福、R・マルティネス、藤嶋らに加え、田島が復活。谷元もここに帰ってくればナゴド野球の真骨頂である"1-0"で勝つ野球が出来るだろう。
高橋宏や近藤といった存在がここに名をあげれば更に面白い。

野…新獲得の鵜飼とブライトがどこまでやれるか。現状の大島とビシエド、木下以外安牌打線から脱却することは出来るのか。
阿部や高橋、平田らがかつての輝きを取り戻せばそんな心配は杞憂に終わるのだが。

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圧倒的に戦力不足。
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☆19 高橋宏斗
まさかの減俸を経験した2年目ドラ1右腕
☆45 土田龍空
守備が魅力の高卒2年目ショート
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