
手のひら先生の高麗手指鍼療法 51 関節リウマチは治せる その2 音で関節リウマチを治す方法。
えっ?音で治せるのですかと疑問に思うか、はたまたそんな馬鹿なとお思いになるのかは分かりませんが、まずはお読みください。
紀元前大陸に住んでいた治療家は、天才だった?
中国ではあの楊貴妃にトチ狂った玄宗皇帝が、焚書坑儒をやらかしてしまった結果、黄帝内経素問霊枢十八巻が燃えてなくなりましたとさ。
それ以後記憶の限り数多く復元が行われてきました。
現在は台湾の故宮博物館と日本の仁和寺所蔵の「太素」を合わせたものが、ほぼ源典に近いとされて復元され使われています。
うる覚えなので興味がある方はお調べいただくとして、どこかの素問の最初のページに音の決め方が書かれていました。
月までの距離を測りそれを分割した長さを笛の音を決める穴に落とすことが説明されていました。
その音が「角(ミ)・徴(ソ)・商(ド)・宮(レ)・羽(ラ)」の五っの音を、それぞれ肝臓(木) 心臓(火) 脾臓(土) 肺(金) 腎臓(水)に当てはめました。
検証しましたがその通りでした。
古代の治療家は天才だった。
五臓の音はどうして確認したのだろうか
私は現在独自の方法で検証しましたが、二千年以上前にはどのようにして決定したのでしょうか?
不思議なことです。
今だって治療家の皆さんは検証なんてしていないはずです。
「角」の音は 西洋音階では「ミ」になっていますが、それが肝臓の音だとはどうしてわかったのでしょうか。
漢方薬の材料なども分からないことが多いのですが、薬にすれば飲んでみれば結果が分かりますが、音の検証はどうされたのでしょうか。
この二千年間なぜ音の治療は進歩しなかったのか
五行の色体表には内臓と関連するものが一覧になっています。
内臓の色も決められていてこれを使って治療されている四国の先生がいます。
音の治療は誰一人といませんでした。
なぜなのかと考えると
1、たった五音では病気を治すことは出来ない
2、音階が中国式では少なかった
3、安定した音を持続して出せる楽器がなかった
4、臓腑と言いますが、五臓の音は分かっても腑の音は分からなかった
5、病気治療には脳の刺激も必要であるが、そもそも脳については良く分からない臓器であった
6、現代では常識になっている免疫調整の知識も調整方法も分からなかった。
物理的 医学的に不足しているものが多々ありました。
このようなことで音の治療は進化しなかったのでしょうが、現代では訳が分からないからか高齢者が楽器演奏をする音楽療法とか、ヒーリングミュージックの類、五音をそれらしく組み合わせた音楽、等々が出現しました。
これらは科学的根拠は示されていないので、それが治療法であるのかは疑問です。
進歩も何も初めから東洋医学の源典とは全く離れていたという事でしょう。
手のひら先生スタイルとは
音の治療については14,5年前から注目していました。
それが本格的に治療に生かそうと考えたのは、12年ほど前に脳溢血で入院した後でした。
さらに退院後妹がストレスからパーキンソン病を発症したことなどが重なり、高麗手指鍼をもっと進化させなければならなかった必要もありました。
最初の3年ほどは様々なことで試行錯誤が繰り返されましたが、アドバイスしていただくこともあり、5年後から「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」が始まりました。
ほぼ並行して、サウンド・アキュパンクチャの研究も行いました。
音楽家のアドバイスもいただきましたが、音の専門家は治療家ではないので質問しても解決を見ないことがありました。
それがここで解決しました。
鍼はそのツボの力が弱っている場合は、鍼の本数を増やし且つ補の刺し方をします。
この本数によって強弱をつけることが出来ませんでした。
この問題がやっと解決しました。
関節リウマチは完成、難聴も完成、耳鳴りはまだ パーキンソン病は検証中
昨年脳梗塞で1か月ほど入院した時は、退院しても治療ができるかどうか不安でした。
そこでこれはどうしてもサウンド・アキュパンキュチャ™ を完成しなくてはと思いました。
今は10月ですが1月から耳鳴りを治すものを作り始めました。
もう50から60の試作品を作りました。
作っては試聴しダメならまた新しいコンセプトを導入し、まあ発明の時はこんなことの繰り返しなので仕方がありませんが。
その中でいろいろな発見もあり工夫もありという事でした。
関節リウマチは最初の作品を1回改良しただけで、今までにない目覚ましい効果が出たので驚いています。
関節の痛みと腫れが試聴を始めてから2週間弱で効果が出たことでした。
勿論鍼治療の効果を合わせたこともあるのでしょうが、今までになった効果でした。
これは鍼治療の間隔を埋める自宅療法を何かないかと20年ほど考えていた悩みが解決したものです。
難聴は簡単に改善しています。
耳鳴は自分のことでもあるので早く治したいのですが、なかなかこれは難物です。
作り替えるごとに耳鳴りは変化しているのですが、あと少しが難題です。
この治療については結果が出れば報告します。
まとめ
1、音楽が分かっても病気は治せない
2、三木茂夫教授の「地球のリズムの中に人間は生きている」
3、鍼2本の音はどうする
4、脳神経の音はどうして見つける
5、作曲とは違う
私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」
次の本は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。
最後まで拙い文章をお読みいただきありがとうございました。感謝いたします!!
いいなと思ったら応援しよう!
