見出し画像

関節リウマチは治せる リウマチと診断されても慌てない



関節リウマチは難病でしょうか?

病院でリウマチと診断されて「リウマチになってしまった。難病になってしまってもうだめだ」とは思う必要はありません。

確かに紀元前からほんの十数年前まで、その原因は不明でした。

死に至る病ではないものの、指の変形に始まる骨の変形や関節の腫れ、体中に起きる痛みは他人には分からない苦しみでしょう。

地球上どこにも起こる疾患であったのは、人間が備えている免疫システムの異常からくるものでした。

それがやっと判明しましたが、免疫システムを正常にする薬はまだ発明されていないので、まだまだ苦しまれる患者さんが多くいるのです。

日本には全く治療法がなかったわけではありません。

そんなことも含めて「関節リウマチは治せる」を考えてみます。

検査は早めにしましょう

十年以上前に突然来られた方がいました。

指の関節が痛くなったので、これはてっきり関節リウマチだと自分で判断して、当院に来られたのです。

診察する限りリウマチには見えませんでしたので「お医者さんで検査した方がいいのではないですか?」と言いました。

勧めた通りに血液監査を行なったあと来院しなくなりました。

ここで世の中危ないと思ったのは、ご本人が「関節リウマチになっちゃった!」とあちこちで話していたら、親類がやって来てどっさりサプリメントを押売りしてきたそうです。

怪しいと思ったらまず病院に行きましょう。

自分が大切と思ったらまず現実を直視するために、まず病院などで血液検査や関節のレントゲン検査してもらうことです。

リウマチ専門医が良いか

まだ鍼灸学校に通い始めた頃でした。

上司のお母さんがリウマチと診断されて、都立病院のリウマチ科で治療を受けていました。

そこの医師が書いた本をみせてくれました。

最後に「リウマチは治りません」と書いてありました。

基幹病院のリウマチ科の権威と言われるところでも、関節リウマチは根本から治すことは現時点でもできません。ここのところを抑えておいてください。

以下は当院に来られる患者さんから得た知識で言う事です。

大都会なら病院も多いし専門科がありますが、地方ではかかりつけ医だけも場合もあるでしょう。

リウマチ専門医でなくとも、この医師は適切な治療をしているなと思うことがあります。

それにレントゲンのような機器があれば関節内の軟骨の状態は診断できます。

血液検査は専門の分析所に送るので、どこの診療所でも問題は起きません。

検査までは日本では格差も質的なものもないと言えます。

リウマチは膠原病の中の病気なので、診断は難しいとされています。

問題はリウマチの診断基準がありますが、それで判断できるまで待っていると病状が進行してしまいます。

これが今まで問題とされていました。

そこで早期発早期治療が言われるようになりました。

しかしいつ開始するかの判断は難しそうですね。

これが発見されたらとかこの数値になったらとか確実に判断できるものがまだないようです。

まだまだ治療開始するか否かは医師に委ねられるのでしょう。

リウマチ専門医だとすぐ治療を開始するでしょう。

さらに何かと問題のある生物的製剤を使い始めるかもしれません。

近くのお医者さんに見てもらっている人の多くは、抗リウマチ薬リウマトレックスやステロイド剤までにとどめています。

恐らく完治する薬ではないが、この薬の方が患者さんイは優しい治療だと思って処方しているのだと思います。

生物的製剤についてはまたの機会にします。

疑問をもったらセカンドオピニオンを

地域によっては難しかもしれませんが、疑問に思ったらセカンドオピニオンを求めて、大学病院や公立病院にかかることをお勧めいたします。

日本では医師のレベルに大きな差はないと考えていますが、アメリカでははなはだしいと聞きます。

セカンドオピニオンが違ったのでサードを頼んだらこの診断も違った。

そこでこのようなことが度々起こる国なので、その診断をまとめるというか統括する医師制度が出来て診断してもらったら、また違ったなんて笑い話が起きるようです。

ただしリウマチと診断するには、医師個人々の判断が大きく左右するようです。

血液検査数値ですぐ治療を始める医師もいれば、関節の軟骨の破壊度を見て始める医師、抗ccp抗体や抗ガラクトース欠損igg抗体など比較的早く表れる数値を基準にする方もいるようです。

決定的な治療薬がないのでなるべく早く治療を始めたいなど、医師の経験などから治療開始の判断に差が出来るようです。

現時点の治療法をネットで知る

関節リウマチと病名を入れればグーグルでは上位に大学病院や研究者などのページで関節リウマチとはどのような病気であるとか、診断基準はどのようなものがあるのか、薬にはどのようなものが出されているかが書かれています。

ほぼどれも同じことが書かれていますが、この内容が日本で行われている関節リウマチ治療の基準になります。

科学的な治療法では痛みを抑えるとかリウマチの原因となっている免疫の暴走を抑えるために、免疫をまったく働かなくさせる生物的製剤を紹介しています。

日本中津々浦々ほぼ同じ薬を処方されます。

基準となる治療とはどのようなものかを知るところから始めましょう。

そうすれば、怪しい治療法栄養補助食品の類には手を出さなくなるはずです。

また過去に効果があった治療法を探せば、お灸にたどり着くかもしれませんね。痕が残って熱い思いをしなければなりませんが。

鍼治療はなぜリウマチを治せなかった今も治せないかと言えば、二千年前の治療をただ繰り返しているもので治せないのです。

それは現代の免疫と言う概念がなかった時代なので、対処する方法がありませんでした。

その免疫概念がない古典をひたすら踏襲していたので、治せないし治せなかったのです。

お灸は肌を焼くことで免疫の調整が出来た可能性があります。

リウマチは難病ではありません

リウマチと診断されたとしても、余命いくらとされるがん診断ではありません。

時間的な余裕があるはずなので免疫の調整が出来る治療法を探すことが第一です。

そのほかにはすぐできることから始めるもの大事です。

自分では普通に暮らしてきたと思っていても、病気になったのは何か原因があったはずです。

そこで今までの生活をすべて紙に書きだしてチェックすることをお勧めいたします。

ストレスという観点から考えていくと、体に負担を掛けていたことと精神的に負担になっていたことをに分けてみましょう。

知らずの中に自律神経に負担を掛けていたことが見つかります。

自律神経は常にバランスが崩されます。

その修正はいままでは腹式呼吸しかありませんでしたが、故新潟大学教授安保徹の爪もみ法が知られています。

手のひら先生の鍼治療ではもっと簡単なのですが、下記の書籍にも載せています指のあんまではもっと簡単に治療ができます。

因みに私の治療法「手のひら先生の高麗手指鍼療法」と「サウンド・アキュパンキュチャ」では、どうやら関節リウマチは完治しそうなので、関心がある方は下記のホームページをご覧ください。

私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」


次の本は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。

最後まで拙い文章をお読みいただきありがとうございました。感謝いたします!!

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。