免疫度を簡単に上げる方法 自律神経調整法は東洋医学なら簡単です
勝手に働いて体を動かしているのが自律神経です。
自律と呼ばれているぐらいなので、動け!興奮するな!と頭で思ってもいう事を聞き来ません。
交感神経 副交感神経はご存知でしょうか?
20年ほど前から「爪もみ法」と言う、自律神経を整えられる方法と名付けて有名になった、安保徹新潟大学教授がいました。
残念ながら2,3年ほど前に突然亡くなられてしまいましたが。
福田稔医師が最後にたどり着いて、長年疑問だった問題が解決を見たのでした。それが爪もみ法として世に出てブームを起こしました。
「高気圧になるとなぜか盲腸の患者が増えるのはなぜか?」というものでした。
いくつもの大学に問い合わせたのですが断られたそうです。
安保教授は小動物を使って免疫を研究する世界的に有名な研究者でした。
その研究の結果自律神経が関係していたことが分かりました。
病気になると交感神経が興奮状態になり、副交感神経の働きが逆に弱くなります。
交感神経と副交感神経は常にバランスをとっていないと、血液の成分顆粒球とリンパ球比率がくずれてしまいます。
正常な場合は6:4になるそうです。病気になると顆粒球が多くなります。
いままで交感副交感神経を整えるためには、腹式呼吸しか対策はありませんでした。
それが安保先生が爪の根元を圧せば副交感神経が元気になる。
興奮状態にある交感神経を抑えることは方法がありませんので、元気を失っている副交感神経を元気にしてバランスをとる方法でした。
ただし指の中で薬指については交感神経と関係します。ここは触ってはいけないと言うのが安保理論でした。
自律神経は体中に張り巡らされています。
腹部には太陽神経叢や腸は自分で活動を行う自律神経の中心であり免疫の中心でもあります。
安保福田理論と言われる自律神経調整理論が広まることで、鍼灸師には思わないプレゼントがありました。
福田さんは実際に治療を行っていましたから、爪の根のところを揉むのではなく血を出す瀉血を初めは行っていました。
それまで鍼灸師は井穴と呼ばれるこの爪のツボから、鍼で血を少し出して頭痛などの治療に使っていました。
ところがこれは医師だけが行えることだと訴えられていくつも裁判が起きていました。
安保先生の爪もみ理論で「がんも治療できる。そもそも瀉血は平安時代から鍼灸師が行っていた技術だ」と言ってくれたおかげで、裁判は以後一切なくなりました。
鍼灸師は安保先生に足を向けては寝られないはずです。
実はもっと簡単な自律神経を調整する方法を発見しました。。
それも交感神経副交感神経の調整を同時に行うことが可能なのです。
交感神経を抑制し副交感神経を元気にさせる方法が、東洋医学の源典には密かに書かれていたのです。
それが二千年間こじつけだとか数合わせだったとか言われていた、謎の臓器三焦と心包と呼ばれる臓腑にあったと私の研究で分かりました。
鍼灸の治療には気の流れを経絡と呼びます。
東洋医学では神経が描かれていないので、西洋医学側からそこを攻撃されてどちらの医学の方が優れているか根拠にされていました。
しかし検証してみると神経を調節するには、経絡の調整をすることで可能だったことを古代の治療家は理解していたようなのです。
臓器の名前が付けられた経絡の中を流れるのが気になりますが、その中で強くなりすぎた気の流や弱くなりすぎた気の流れがあります。
そこを診断しバランスを整えると体は正常に戻るのです。
五臓の名前が付いた経絡ですが、三焦と心包は実際には存在しない臓器です。
古代中国の治療家がなぜこのようなものを創造したのかは、二千年の今も解明されず謎の臓器創造の臓器とされていました。
この気の流れ経絡は自律神経を含んでいて、もし異常になった場合は整えられると私の研究で発見しました。
昨年出版した本の中には写真付きで、自律神経の整え方を解説しています。
異常に高ぶった交感神経を鎮め、弱って元気のない副交感神経を元気にさせる方法になります。
イライラする時とか会議中につかれてきて神経集中が途切れた時など、自分でも日に何度も試しています。
関節リウマチやパーキンソン病その他どのような病気でも、必ず免疫度と自律神経のバランスは必ず診断し治療をします。
腹式呼吸も爪を何度も押すこともなく、直接自律神経を調整できるのです。
自律神経を整えることが病気予防にもつながります。
簡単病気予防法としてみてください。
興味がある方は「手のひら先生の高麗手指鍼療法」をお読みいただければと思います。