24/12月期-3Q決算|テノ.ホールディングス(7037)

こんにちはテノ.ホールディングスIR担当です。
今回は、2024年12月期第3四半期決算発表について報告します。


1.決算開示資料

2.決算ハイライト

決算サマリー

 当社の2024年12月期第3四半期の業績は、M&Aにより子会社化した会社の業績が寄与し増収増益の要因となった一方で、成長に向けた事業投資を目的とする新規開設及び株式等の取得による影響を受け、費用が先行し減益の要因となりました。
 その結果、売上高は11,889百万円(前年比+1,144百万円)、営業利益は28百万円(前年比▲53百万円)となり、積極投資による「増収減益」となりました。

3.成長に向けた事業投資

 当社は、2024年12月期に成長に向けた事業投資として、営業利益影響額を▲2億5,000万円と計画しております。
 内訳は、保育事業における「KDI福岡アイランドシティ」の開設費用1億5,000万円。介護事業における新規施設開設費用5,000万円、2024年2月に子会社化したウイッシュの取得関連費用等5,000万円です。
 第3四半期までの進捗状況は、上記の内訳に加えて、追加投資分の介護事業におけるウェルファの株式取得、翠明からの事業譲受を含め、▲1億6,300万円となっております。

4.トピックス

 当社の直近のトピックスは以下のとおりです。

バイリンガル幼児園「KDI福岡アイランドシティ」の開園

 2024年4月1日にバイリンガル幼児園「KDI福岡アイランドシティ」を開園しました。
 第3四半期末時点で117名の園児が在籍しております。
 KDI(Kids Duo International)は英語・知育・運動を軸にした「生きた知識の習得」と社会性・コミュニケーション能力といった「ライフスキルの習得」により、将来を築く土台を育てるバイリンガル幼児園です。
 KDIは当社にとって新たな取り組みとなっており、国際都市である福岡市から世界で活躍するリーダーを育てていきたいと考えています。
KDI福岡HP:https://www.kdi.ac/classrooms/detail/2539/

株式会社ウイッシュの株式取得

 2024年2月1日にウイッシュ(介護事業)の株式を取得し、ウイッシュの子会社化及びウイッシュの子会社である株式会社子育てサポート(介護事業)を孫会社化いたしました。
 ウイッシュでは、障がい福祉施設の運営を行っており、当社グループの保育事業とのシナジーを活かしながら事業拡大を図っていきたいと考えています。
ウイッシュHP:https://www.wish-group.com/

・当社連結子会社であるフォルテによるウェルファ株式会社の株式取得

 2024年4月11日に当社連結子会社のフォルテがウェルファ(介護事業)の株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)いたしました。
 ウェルファが運営する特定施設入居者生活介護老人ホームは当社にとっては初めての運営形態の施設であり、既存の介護施設とノウハウを共有し、より高水準のサービス提供を目指していきます。
ウェルファHP:http://www.furusato-welfare.jp/index.html

・当社連結子会社である株式会社フォルテによる株式会社翠明の介護事業の譲受

 2024年5月1日に当社連結子会社のフォルテが翠明の介護事業を譲受いたしました。
 本事業譲受は、介護事業の拡大という位置づけです。
 今後も積極的に介護事業の拡大を進めていきたいと考えいます。
施設情報:https://www.satsuki-jutaku.jp/search/detail.php?house_id=26093

・住宅型有料老人ホーム「ほっぺるの家さいたま見沼」の開設

 2024年8月1日に住宅型有料老人ホーム「ほっぺるの家さいたま見沼」を開設しました。
 当社としては、初の関東地方の介護施設ということもあり入居者募集に注力しております。
ほっぺるの家HP:https://hh-minuma.forte-k.com/

・当社連結子会社である株式会社ウィッシュによるYellow Finの株式取得

 2024年10月1日に当社連結子会社のウィッシュが株式会社Yellow Finの株式を取得いたしました。
 本株式取得は、介護事業における療育分野の拡大という位置づけです。
施設情報:3施設(1施設休業中)

5.Purpose

 わたしたちは、パーパス経営に取り組んでおります。キーメッセージは「わたし、選んで、生きていく。」です。
 わたしたちの掲げるパーパスにおきましては、女性が育児家事介護をしてもなお働き続けるためには、たくさんの選択肢が必要だと考えています。
 わたしたちは頑張っている女性たちを、わたしたちの「手のぬくもり」で支えていきたい、それがわたしたちの会社の存在意義ーPurposeだと考えています。

 キーメッセージ「わたし、選んで、生きていく。」実現のためにも、わたしたちは手のぬくもりで安心できる社会を創造してまいりたいと思います。
その下に経営理念、そして今掲げている長期ビジョンteno VISION2030をしっかり進めていきたいと考えています。

6.業績予想・中期経営計画について

 今期は、積極投資による「増収減益」を見込んでおります。
 また、2月14日公表の業績予想からの変更はございません。
 売上高15,880百万円、営業利益155百万円、経常利益138百万円、当期純利益32百万円を見込んでいます。

 2024年度の1株当たり配当予想については、2023年度と同様の1株あたり9.0円の配当を予定しています。

当社グループは保育事業の拡大、新規事業の創出、M&Aによる事業拡大を推進しています。
 中期経営計画はローリングしながら、長期ビジョンとして、2030年までに売上高500億円を目指しています。
 売上高の内訳といたしましては、保育関連事業が40%、介護事業・その他事業が60%となっています。
 当社は、新規事業を推進するとともにパーパスを軸とした社会貢献と収益を両輪で取り組み企業価値を高めてまいりたいと思います。
 引き続き、ご支援を賜りますようお願いいたします。


お問合せ先
株式会社テノ.ホールディングス
IR担当
福岡県福岡市博多区上呉服町10-10呉服町ビジネスセンター5F
MAIL:ir@teno-holdings.com

免責事項
 本記事に掲載する情報は、弊社の財務情報、経営方針、経営指標等の提供を目的とし、細心の注意を払って掲載しておりますが、掲載情報の完全性・正確性・安全性・その他についていかなる表明並びに保証を行うものではありません。
 本記事には将来の見通しに関する記述が含まれております。これらは、現在入手可能な情報に基づき、弊社の仮定及び判断に基づくものであり、今後の経営環境の変化、市場の動向、その他様々な要因により、これらの記述または仮定が将来実現しない可能性があります。
 本記事は、投資勧誘を目的とするものではありません。
 今後の新しい情報や将来の事業などの発生が生じたとしても、本資料に含まれる見通しに関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き必ずしも修正するとは限りません。

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