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物集女城跡国史跡記念シンポジウム

行ってきました。ざっくり感想でご容赦。メモとりまくってる歴史ガチ勢も結構いらっしゃったので、ちゃんと感想書いてくれる人いると思われますので。

基本情報

日時:2025(令和7)年1月11日(土曜日)午前10時から午後5時まで
場所:永守重信市民会館ホール

定員は400名だったのですが、499名の応募があり、抽選になったとのことで、思わぬ盛況におどろいた、とのことでした。とはいえいくらか空席はあったので、当選したことに気づいてない人とかもいた模様。

当日

受付でチェックしてもらって、青いバンドを装備。長尺イベントなので、食事休憩があり、会場を出る場合もあるので、この対応

定刻どおり始まり、5時ちょっと過ぎたくらいで終わりました。

印象に残ったところ

向日市の小学生が登場したのですが、質問があまりにもガチで会場みんな驚いていました。先導の中西先生が、何回も「仕込みやろ」と言われ続けましたが、仕込みはないと激しく主張。先生も驚いたとのことで、今の小学生はすごい。

今回の国の史跡認定を受けた近世城郭は、京都では二条城に続いて二例目。他の認定が、有名な城ばかりなので、50メートルほどでさしたる個性もない城跡が認定を受けたのは、すごいことだそう。それほど歴史的に意味がある、と認められた、ということ。

今回の物集女城を含む西岡地域は平地の城ばかりで山の城がないのが特色。同様の事例は伊賀、甲賀で、こちらも山城がない。なぜかは不明、とのこと。
このタイプの元は公方、将軍家の城だそうで、個人的にコンプレックスで将軍の城のマネしてイキってたんじゃないかな、と思ったりしてます。西岡地域はみやこに近いのでそれがコンプレックス、伊賀・甲賀は忍者で有名、ということは人くらいしか売りがないということで名物がないわけでそれがコンプレックスかなあ、と。

物集女城の城主、物集女宗入を「処し」たのが細川藤孝ということで、細川に対しては厳しい一日でしたが、熊本大学の細川氏研究の稲葉先生は、トーク方面で物集女氏は結構すごかったんじゃないか、みたいな大サービスなトークを繰り広げていて楽しませてくれました。仁木先生に釘刺されたりもしてましたが(笑)

歴史の先生方のお話なので、ちょっと難しいところもありましたが、砕いてお話されてるところも多く、歴史に詳しくないわたしでも最後までギブアップせず聞くことができました。
みなさんサービスしてくださってましたね。

このイベント、後日Youtubeとかでアーカイブ動画が配信されるそうなので、興味ある方は調べてみてください。

わからんようになったら途中で帰ろうと思ってましたが、結局最後までいたなあ



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10:00
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