なぜ行政書士なのか ~自己紹介にかえて~
はじめまして。ツキオと申します。
私は現在、田舎の大学事務員として働いています。仕事に割く時間とエネルギーを最小化して、他の時間は家族との団らんと創作活動に充てている毎日です。(ちなみに、知伊田月夫、というペンネームを使っていて、詩やエッセイを書いています。よかったら遊びに来てください)
でも、1,2年前から、やっぱりもっと自由な時間がほしくなってしまいました。日中の8時間労働がどうしても邪魔に感じる。
かなりホワイトな仕事ではあるんです。大学事務って。残業はほぼないし、休みは取りやすい。イカれた上司や同僚もほぼいません。みんな人当たりが良いし、ソツなくなんでもこなす感じで、軋轢も少ない。
もともとかなりブラックな労働環境にいて(それはもう生き延びることに必死というレベルでした)、もがきながらなんとか脱出した過去があるので、今の労働環境には本当、感謝しています。
※ちなみにこの時の転職経験をもとに以下を書きました。かなり長編ですが、転職のエッセンスは盛り込んでいるはずです。
だけど、なんというか、人間は欲深い生き物ですから。
転職をして私は、創作活動を開始しました。それが、私のライフワークだといってしまって間違いないです。書くことは時にしんどいけれど、楽しいものです。でも、物書きを続けていると、今の生活では創作時間が圧倒的に足りない感覚になってきました。特に、小説を書こうとすると膨大な時間が要ります。
こういうわけで、仕事中、「あー、この時間もったいねぇな」と考え込むことが増えました。仕事自体はそんなに嫌じゃないんです。でも、ベストな時間の使い方ではない。このまま環境を変えずにとどまることは、ありえないな、というところまで来てしまっている。
そうなると選択肢はあまりありません。
独立するか、不労所得を目指すか、お金をあきらめてパートやバイトでもするか、です。
で、今の僕は、これらの合わせ技一本を狙っています。
具体的には、2026年の4月には、以下の状態にしたいと考えています。
①行政書士としてゆるく開業する(月に5万くらい稼ぐ)
②非常勤講師(週3日)or 自宅で塾開業する(月に10万くらい稼ぐ)
③片手間にライター業務を行う(月に2~3万稼ぐ)
④株式投資で配当(月に3万ほど)
どれも現実的な範囲と思います。少なくとも②~④までは、できる自信がある(やっていたことがある)。②~④だけでやってもいいのですが、それだと状況や気分が変わったときに「勤め人」として社会にカムバックしにくいのと、行政書士はこれから持っててまず損はないだろうという確信があるのでこういう将来像にしました。
すべては、いまよりも1時間でも多くの時間を捻出して、創作活動するためです。
なぜ行政書士か
私は教育職にバックボーンがある人間です。でもそんな人間がなぜ「行政書士」なのか。
それは、
・独立しやすいこと(資格さえあればいい)
・息長く続けられそうなこと
・「書く」のが仕事であること
・コストがかからないこと
・場所を借りなくていい(自宅を事務所にできる)
からです。
私にとって(というか手軽に独立したい人にとって)ちょうどいい資格なんですよね。
しかも、この資格は、転職にもある程度有効です。何か事情や気分が変わったときに社会にカムバックするルートも確保できるかもしれない。そんな”保険的”な発想も頭の片隅にはあります。
なぜnoteを使うか
②~④に関しては、資格(教員免許)やノウハウがすでにあるわけですが、行政書士としての独立、ということになると全く0からのスタートです。
要は、試験勉強から始める必要があります。
ということで、すでに勉強ははじめていて、11/10には、ダメ元で試験も受けてきました。(自己採点の結果、落ちていました)
まぁ、すぐにすぐ受かるわけはないな、ということでこの結果は受け入れています。法律初学者は、勉強時間も800時間近く必要だとか。
すみません、ちょっと話がそれました。
行政書士試験の対策なんですが、もちろんインプットは大事です。ですが、今私が感じているのは、アウトプットもかなり重要だ、ということです。
正確にいうなら、アウトプットによる記憶定着作業が欠かせないだろうな、と思っています。
試験は覚えることがかなり多い。しかも単一の記憶でなく、法律同士の関係性や差異を理解する必要がある。かなり有機的な記憶構築作業になります。(少なくとも今の私にはそう思える)
これは、単にテキストを読んだり、問題を解くだけではだめだな、と直感しました。
テキストにないこと(例えば最高裁の判例など)を自分で調べて、まとめて、他の論点との関係性を自分の頭で整理する必要がある。
あ、これはnoteだ、と思いました。文字通り自分なりのノートを作ろう、とそう思ったわけです。
だから、今後、私は、私が振り返ったときに、最高の行政書士試験対策になるまとめノートを書いていきます。
試験直前に見直したいノートってあるじゃないですか。それを目指して各論点をまとめていければなぁ、と思っています。
次の試験までちょうど1年。
次は必ず受かりたいです。