技術派遣で働いて後悔したこと、ちょっとだけ
こんにちは、ジンベイです。
私はかつて技術派遣として20代〜30代前半まで8年ほど働いてました。
この記事では、技術派遣で働いるときに感じた後悔を紹介しようと思います。
ちなみにタイトルに『ちょっとだけ』とあるように『技術派遣は絶対辞めとけ』との内容ではありません。私自身は技術派遣をそれほど悪い職業だとは思っていないからです。
漆黒のブラック企業からやむを得ず転職した背景もあり、もしその当時に戻れたとしても技術派遣で働くことを選んだと思います。
この記事を読んでもらうと、技術派遣として働くかどうかの判断材料してもらえると思います。
それでは、どうぞ宜しくお願いします。
後悔ポイント① 派遣先社員との待遇の差
派遣先の同年代社員との年収の差は気になりました。
具体的に年収を聞いたわけではありませんが、お金の使い方をみていると、なんとなく分かるものです。
同世代で外車買ったり、家買ってる人もいました。
断っておくと、技術派遣の年収はそれほど悪いものではありません。
調べてもらうと分かるのですが、20代から30代なら平均ぐらいです。
ポイントは技術派遣は大手企業に派遣されることが多く、自分より年収が高い同年代が身近にいるということです。
海外の有名大学を出てニューヨークで弁護士をしているバリバリエリートではなく、仕事の能力はそれほど差がない人が自分よりも少し豊かな生活をしているのを間近で見る訳です。
そこはやはり辛いものがありました。
もちろん任されている仕事の難易度に差はあります。派遣社員ということで責任の重い仕事は回ってきません。
でもですよ、派遣先の同年代がやっている仕事が自分にもできないかというと、そうでもないわけです。
また、年収だけでなく福利厚生の差もあります。
住宅補助が手厚い、昼食補助出てほぼタダになる、インフルエンザ予防接種の補助が出る等々。
何気に羨ましかったのは資格補助です。
派遣先でTOECを毎月受けている人がいたのですが、受験料は会社から全額補助が出て、自己負担なしとのことでした。
一方、技術派遣で働く私はほぼ自腹で受験料払ってました。
ちなみに既定の点数を超えた場合に貰える資格奨励金も派遣先の方が手厚い訳です。
分かっていたけど、派遣先社員との待遇の差は後悔するポイントでした
後悔ポイント② 社会からの評価が低い
技術派遣は正社員ではありますが、社会からの評価は派遣です。
ただ、それは働いている職場では感じる事はありませんでした。たまたま私は派遣先に恵まれただけなのかもしれませんが、同じ職場で働く仲間として気を使ってくれていたのだと思います。
私が社会からの評価が低いと感じたのは、技術派遣からの転職活動の時です。
とある企業の求人票の募集要件で下のような記載がありました。
製造業での開発経験
とある専門的な技術に関する経験
自動車業界での経験
語学力(TOEIC700以上)
これを見た瞬間、思いました。
これ私やん。
私は技術派遣として自動車業界で開発経験があり、要件にある専門的な経験もありました。
おまけにTOEICは900点ありました。
もう一度言いますが、これ私やん。
求める人材にフルマッチしてるやん。御社が求める人材ですやん。
新卒では書類選考で落とされるような大企業だったのですが、スキルは要件を満たしている。派遣とは言え、大手企業での就業経験もある。
というわけで、即応募しました。
正直、受かったと思いましたね。あとは面接で下手なことを言わなければ大丈夫だと。こんなにあっさり転職できるものかと。
盛大にフラグが立っている訳ですが、
結果は書類落選。
え?なんで?
募集要件満たしているやん。
御社が求める人材ですやん。
書類を他の人と間違えた?
転職エージェント経由で応募していたので、理由を訊いてみました。
回答は
『正社員での業務経験がある人を想定している。技術派遣ではスキル不足』
もうちょっとオブラートに包んだ表現だったかもしれませんが、つまるところ、技術派遣は雇わないと。
雇用の基準は企業が決めていいはずなので、その点についてどうこう言うつもりはありません。
技術派遣は正社員だと思っていたので、衝撃でしたね。
技術派遣は正社員として無期限雇用されていますが、社会からの評価は派遣であることを認識した出来事でした。
*念のため断っておくと、もちろん技術派遣からの転職はできない訳ではありせん。私は実際に技術派遣から、そこそこの企業に転職はできています。
後悔ポイント③ 年収を大きく上げる術がない
派遣社員ではなく正社員であれば、出世して大きく年収を上げることができます。
しかしながら、技術派遣は出世とは無縁の世界です。
つまりは出世して年収を大きく上げる術がありません。大きくとは100万円以上をイメージしています。
資格をとれば年収は上がりますが、私の勤めていた派遣会社ではせいぜい月3万円程度でした。
ちなみに最も年収が上がる資格は博士号で、月3万円でした。取得コストを考えると全く見合わない。
お金は全てでは無いですし、低ストレスの職場で働くことは大きなメリットです。
ですが、どうやっても年収を上げられない環境であることを私は数年働いた後に知りました。
派遣社員が年収を上げようと思ったら、転職するのが現実的です。
おまけ)後悔ポイント④ 合コンでの自己紹介に困る
最後にキャリアとは全く関係ないですが、個人的に悩んでいたポイントです。
それは派遣社員であることを、初対面の女性にどのタイミングで打ち明けるか?です。
私が技術派遣として働いていた当時はマッチングアプリはなく、合コン&街コン全盛期でした。
当時20代後半の私は悩んでいた。
派遣社員としてのキャリア…ではなく、女性との出会いがない事に。割と切実に。
職場の部署は約40名いたが、全員男だった。
派遣会社の営業担当も男だった。
まともに女性とお話しできたのは、歯医者の受付とコンビニの店員ぐらいだった。
*お話しはできていないが、そう思えるくらい当時の思考回路はまともでは無かった。
これではイカン!と思い、細いツテを辿りつつ合コンを開催し、同じように出会いの無さを嘆く派遣先社員とともに街コンにも参加するようにした。
で、ようやく本題。
合コンや街コンでの自己紹介で職業をどう言うか?
私が取っていた戦略は
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