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#4 中堅派遣社員、スキルを武器に転職活動する。

派遣先への直接雇用してもらうにはどうすれば良いか。

その方法を知るべく派遣先の上司であるNさんに『相談があるんですけど、お時間頂けませんか?』とのチャットを送った。

ちなみに私は学生時代を含め、先輩や上司の運があまりよくない。
相談したり話しかけるのがストレスでした。
分かる範囲で自分で進めつつ、どうしようもなくなったら相談に行くスタイルでやってました。
・・・書いていて思いましたが、それはその人達の問題というよりかは私自身の問題ですね。報連相ができない社会人です。

そんな中、このNさんは例外で気さくに相談ができました。

もしこのNさんが上司でなかったなら直接雇用を相談するのもためらっていたかもしれません。

で、相談のために会議室に来てもらったNさんは何かビビっているように見えた。

改めて私がNさんに送ったメッセージを見返してみました。

『相談があるんですけど、お時間頂けませんか?』


よく見るとこれ、会社辞める時に言うやつと同じですよね。

勘違いさせてしまったようです。すみません、Nさん。

早々に誤解を解くためにも私は話し始めました。

『すみません、お忙しいところ時間頂きまして。相談というのはこの会社に転職したいと考えているんですが、どうしたらいいか教えてもらえないでしょうか?』

『え、あぁそうなの!いや、自分の勤めてる会社に入りたいって言ってもらえてなんか嬉しいね!と言いつつも俺もどうしていいかよく分かんないからT室長に聞いてみるよ。』

それからのNさんのアクションは早かった。その日のうちにT室長に話をしてくれたようで、次の日の午後には情報を教えてれた。
こういうところがリスペクトに値する上司だと感じる。

Nさんが教えてれた情報は以下の通り

1 派遣社員からの直接雇用は可能。
2 部としての推薦は出してくれる。
3 部としてサポートもする
4 推薦があるとほぼ、採用は決まる。
5 ただし、最終的な決定は人事部や役員になるので、確約はできない
6 また、派遣会社は辞めてから選考してもらうことになる。
7 採用は確約できないので、他の会社への転職活動を進めてもらっても可。

気になるのは5と6。

採用の確約が無いまま無職で過ごすことになる。

「これ、どれくらいの期間無職になるんでしょうか?」

『面接の日程次第だけど、通常1,2か月くらいのことでした。派遣会社を辞め後に面接はスタートするとのことでした。』

「部としてのサポートというのは?」

『T室長、H部長が面接のアドバイスとか練習のサポートしてくる。もちろん俺もやるよ!まずは、面接のよくある質問リストと回答作って俺に送ってくれるかな?』

手厚い!ほぼ転職確定では?

『ただ、それでも確約はできないので、別の会社への転職活動は進めてもらても構わないよ』

・・・確かにその可能性はある。プランBも進めておく可能性があると感じた。

つづく


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