技術派遣から正社員に転職した人、ジンベイさんとは?
こんにちは、技術派遣から正社員に転職した人ジンベイです。
私のキャリアに関して3行で自己紹介すると
とまあ、最初のキャリアで派手目に転びましたが、何とかなってます。
不器用ながらに何とかしてきた経験をnoteにまとめています。
このページでは自己紹介として、上記のキャリアについて語っていきます。
リーマンショック時の就職活動
私は理系の大学院(修士)を卒業しています。
1学年上の先輩はそこそこの企業に内定が取れていたので私もそんなもんかなと思い、学内の就職説明会に参加したその翌日。
リーマンブラザーズが倒産しました。
その日私が思っていたのは
リーマンブラザーズ?知らねぇなぁ。
アメリカの大きい銀行?
まぁ、一時的に景気は悪くなるかもしれんが、実態のない金融業界の不況なんか直ぐ回復するじゃろう。
楽天的過ぎますが、根拠はありました。
高校生の時にテレビで観た9.11テロ。
あのテロの衝撃に比べたら、一企業の倒産など取るに足らないことだと今でも思えます。
テロがあっても経済は回復し、リーマンショック直前の就職市場はバブル期以来の売り手市場だと言われていました。
こういった背景もあり、数日で経済は元通りになって、就職活動にも何の影響もないものだと思っていました。
ですが、この読みは完全に外れることになります。
当時の就職活動の状況をざっと説明すると
こういった社会情勢もありつつ、私のスペックとして
・理系の大学院生にありがちなコミュ力不足
・大学院での研究テーマはマニアックな内容であり、企業が求める専門性も不足
とダブルパンチで不足してた為、私の就職活動は困難を極めました。
やけっぱちになっていたこともありますが、エントリー数は余裕で100社を超えていました。
そんななか、何とか大学での専門性が活かせるベンチャー企業への内定が決まりました。
ベンチャー企業で働くが1年半で退職する
100社以上受けてようやく決まったベンチャー企業。
研究職での就職は無理だと諦めかけましたが、一周回って研究職として働けることになりました。
希望の職種に就けた事で満足でした。しかも、大学で学んだことがそのまま活かせる会社でした。
しかし、働き始めて少ししてから感じる違和感がありました。
それは社風。というか、社長の雰囲気でした。
流石に暴力はありませんでしたが、社内にしばしば怒声が響いているような会社でした。
ようやく決まった会社であったため、その違和感を何と勘違いとしてねじ伏せようとしていました。
そんな無理が続くわけもなく、1年半で退職するとにしました。
本当はもっと早くに退職したかったのですが、就職活動の厳しさは嫌と言うほと味わっていたので転職先を見つけてから辞める事にしていました。
転職活動は入社2,3か月から開始してはいたのですが、当時(2010年頃)は今よりも短期離職の印象は悪かったと思います。
例えば転職エージェントに相談をしてみたのですが
「入社数か月で退職考えるような根性なしに紹介できる仕事は無いですね」
「会社よりもあなたの方が間違っているのでは?」
などと更にメンタルを削られつつあったので、身動きが取れない状況でした。
そんな追い詰めらた環境ではありましたが、少し救いはあって、職場の同僚との関係は悪くなかったです。その人たちがいなければ、直ぐに辞めていました。
とは言いつつ、その同僚もどんどん辞めていくような職場でしたが。
そんなわけで騙し騙し続けて1年半。
面倒を見てくれていた先輩がついに辞めてしまい、メンタルが限界に近付いているのを感じていました。
そんななか、技術派遣で働く事を考え始めました。大学の先輩で技術派遣として働いている人がいたので、話を聞かせてもらうと
派遣ってイメージ悪いけど、実態は今のブラック企業よりマシじゃない?
との結論に達し、ブラック企業から技術派遣に転職しました。
技術派遣として働く
技術派遣として派遣されたのは自動車部品メーカーでした。
職場環境としては一言で言うと平穏。
残金代が出る、怒鳴っている人いない、土日出勤ほぼなし。
初めての給料日に給与明細をみると、時間外手当3000円が付いていて感動したのを覚えています。
あとベンチャー企業では月一で社長のお友達を接待する謎のイベントがあったのですが、転職してそれがなくなって安堵しました。
とまぁ他にも色々あるのですが、ブラック企業で働いていた為に幸福ラインが下がってましたね。
年収としてもブラック企業と比較して上がっています。
年収と仕事のストレスは比例しないことを実感しました。
当初は2,3年は働いた後に転職するつもりでしたが、居心地がよく気付けば8年働いていました。
化学メーカーに正社員として転職する
技術派遣として働き方は気に入ってましたが一つ問題が出てきました。
それは技術派遣は年収を上げる術がないということです。
技術派遣時代に結婚したこともあり、年収を上げたいなと考え始めました。
しかしながら、技術派遣はどんな成果を出したとしても年収を上げることは無いとのことを入社7年後に知りました。
そんなわけで転職活動を始めて、紆余曲折はありましたが化学メーカーに転職をしました。
自動車業界での経験が評価されたことから、新卒時とは比べようのない位に楽に転職ができました。
転職時に応募したのは10社くらいで2社から内定が出ました。新卒時には100社ほど受け2社内定だったので、単純に1/10の労力で内定が出ました。
また、内定が出た会社の規模も格段に上がっています。
現在もその転職した化学メーカーで働いています。
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技術派遣から正社員に転職した人、ジンベイでした。