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テニスが上手くなれない人の特徴
こんにちは。八尋です。
今回は「テニスが上手くならない人の特徴」というテーマでお話をしていきます。
今回のテーマの対象者は
なかなか上達できない
すぐに怪我をしてしまう
もしかして私のことじゃないか心配です
そんな方へ向けて、お話をしていきます。
私の自己紹介を簡単にすると、現在、福岡県久留米市でフリーランスでテニスコーチをしています。
テニススクールで、12年間コーチの経験、と現在独立して色んな方を見てきた経験の中で、こんな方は「なかなか上手くならないな」という特徴がありますので、ぜひ参考にしてください。
おまけとして「早く上達する人」も紹介しますので、最後までお楽しみください。
それでは本題に入ります。
上手くならない人の特徴
今回は「テニスが上手くならない人の特徴」を3つにまとめました。
強いボールばかり求める人
自分の動きを改善しようとしない人
自分の考えが絶対だと思っている人
こんな特徴がある人になります。
それでは、1つずつ解説していきます。
1.強いボールばかり求めている人
自分の動きがバラバラなのに、強いボールを打つ事がメインになっている人は、なかなか上達しません。
理由は
ラリーが続かない
相手に嫌がられる
からです。
1つ目の「ラリーが続かない」から解説します。
例えば、テニスのレッスンやサークルの練習のように、1面に沢山人がいて、2球〜3球で交代くらいでラリー練習するとします。
そんな練習の時に強いボールばかり打つと、当然相手は返すのが難しくて、ミスする可能性が高くなります。
それと同時に、強く打つ自分も早くミスをして、すぐにラリー途切れると、あっという間に交代しないといけません。
そして、2つ目の「相手に嫌がられる」を解説すると
強いボールばかり打つ人は、練習していただいている、練習相手に嫌がられます。
練習相手に嫌がられると、練習したいと思う人が少なくなって、新しい練習機会が失われるので、自分で自分の成長の可能性を、なくしてしまいます。
「じゃあ全く強いボール打ったらダメなの⁉︎」と思う方がいると思いますが、当然そんなことはありません。
球出し練習の時や、相手が自分より格上の時は、どんどん強打もチャレンジしていいと思います。
そこは空気を読みましょう。
2.自分の動きを改善しようとしない人
自分の感覚を信じて、テニスの打ち方や動き方を改善せずに練習する人は、上手くなりません。
正確にいうと「成長がある程度のところで止まる」のが正しいと思います。
成長がある程度のところで止まるというのは2つの原因があります。
怪我のリスクがある
狙えないコースが出てくる
まず1つ目の「怪我のリスクがある」から説明すると、
我流である程度、テニスが強くなった方ほど、怪我をしている人が多いです。
手首、肘、足首、膝などサポーターをつけないと不安だ、という方がいると思いますが、「もう年だから仕方ない」と思うのは、間違いです。
年を感じている方ほど、動きの改善をすれば、サポーターなどが、必要なくなります。
健康の為に始めたテニスで、怪我をしたり、病院に行ったりしてたら、時間もお金も無駄にします。
2つ目の「狙えないコースが出てくる」を解説します。
我流でやっている方ほど「どこかは狙いやすいけど、どこかが狙いにくい。」などコースが限定されます。
テニスでの理想は「走りながら、相手の厳しいボールを、同じ構えから、どこでも狙える」ことです。
相手から、自分が打つコースを読まれやすい
いつも同じミスをする
相手のボールが厳しくなるとボールが不安定になる
などが当てはまる方は「動きの改善」にチャレンジしてみてください。
「動きの改善の方法が分からない」という方は過去の私の動画を参考にしていただければと思います。
正しい動きとは、ざっくり言うと、呼吸が楽で、美しい動きです。
補足として、動きを改善しなくても、運動神経が良い人は、そこそこ上達します。
しかし、そんな方ほど、成長の途中で大きな壁にぶち当たったり、怪我をしやすくなりますので、気をつけてください。
「怪我でテニスを辞めないと行けなくなった」という方を、今まで沢山見てきたので、そんな方が1人でも減ればと願います。
3.自分の考えが絶対だと思っている人
少ない割合で割といるのが、「自分の考えが絶対だと思っている人」です。
「自分のやり方は、これじゃないといけない」
「周りからの、アドバイスを聞いてるフリして実行しない」
「あの人は、テニスが分かってないから実践しない」
など自分の考えが凝り固まると成長が止まります。
理由は
新しい事に挑戦する機会を失う
誰も教えてくれなくなる
の2つを今回は解説します。
1つ目の「新しい事に挑戦する機会を失う」から、お話しすると、
自分が今までやってきた事に、新しい情報を入れる事で、よりレベルアップできる可能性が高まります。
よく「点と点が繋がる」と言いますが、自分と考えが違う人の話ほど、物事を多方面から見るチャンスなので、今まで見えていなかった考え方を、発見する機会を失う事になります。
2つ目の「誰も教えてくれなくなる」をお話しします。
アドバイスをしてくれている人は、なにかしらその人に対して「違和感」を感じてお話ししてくれていると思います。
その違和感とは「客観的に見たあなた」なので、こうすればもっと良くなるんじゃないか、と好意を持って接してくれたはずです。
けど「それは違う。これが自分のやり方だから」と言われると「もう、この人にアドバイスするのはやめよう」という気持ちになります。
まずは、やってみて「これをすると、こういう違和感が自分にはあるけど、どうしたら良い⁉︎」など会話をすれば「じゃあ次は、こうすれば上手くいくんじゃないか」など新しい発想に変わるかもしれません。
その機会を失うのは、非常に損です。
「今まで色んな事に挑戦して、失敗した経験があるから」という方もいると思います。
そんな方には、「わざと間違いと思っている方法も試してみる」のが、オススメです。
物事には必ず、良い面と悪い面あります。
これは間違っていると思っている人は、アドバイスの悪い面しか見えていません。
良い面はどこにあるのかを考えて、実践してみると新しい発見があるかもしれません。
それでは、今回は「テニスが上手くならない人の特徴」というテーマでお話しをしてきました。
おさらいをすると、
強いボールばかり求める人
自分の動きを改善しようとしない人
自分の考えが絶対だと思っている人
でした。
「テニスが早く上達する人」
マイナスな話が多かったので、最後は元気になる為に「テニスが早く上達する人」も紹介します。
「どうすれば、早く上達できるんだ」と飢えている方は参考にしてください。
「テニスが早く上達する人」の特徴
スポンジのように、周りのアドバイスを噛み砕いて吸収できる人
新しい事に挑戦して、沢山失敗できる人
常に自分は間違っているんじゃないか、と疑って、学ぶ事をやめない人
の3つになります。
私の好きな言葉のひとつを紹介します。
それは、オリエンタルラジオの中田さんの「まだやれることはある!」です。
自分の成長には、無限の伸び代があります。
今が完璧なんてありえないので「まだやれることはある」と信じて、これからも一緒に高め合いましょう!!
ありがとうございました。