
12.ストレートアタック - テニスダブルス雁行陣の戦術と戦略
今回はダブルス雁行陣編の最終回です。
これまで何度もお話してきたように、後衛はチャンスメーカー前衛はポイントゲッターなので、決めることができないボールは後衛側に返球するのがダブルス戦術の基本です。
しかし、ときにプロの試合などでもストレートに前衛に向かってボールを打つシーンを見かけます。 どのようなときに打つと有効でしょうか。
ストレートが有効な場面
1.ポーチに出てくる相手
2.セカンドサーブなどで浅いチャンスボールがきたとき
などです。

1のポーチに良く出てくる相手に対しては前回、前衛が下がり後ろ平行陣になるのがひとつの対策だというお話をしましたが、特にサイドにきたボールなどではストレートに返球することでポーチをけん制することは有効です(状況によってはストレートロブも有効)。逆にストレートに打ってこないと分かれば相手はポーチに非常に出やすくなります。
ストレートアタックのデメリット
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?