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FAIの鼠径部痛に対する運動療法

FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)の「鼠径部痛」に対して有効な運動療法をご紹介致します。全て動画コンテンツにて、体系的に学ぶことができます。

※ 注意 ※
ご紹介する運動療法は、臨床での汎用性の高いものをピックアップしております。そのため、本内容は全ての症例に当てはまるものではありませんので、対象者の状態に見合ったものをリスクも加味した上で、慎重に応用していただければと思います。

本動画はすべて【note公式アプリ】ではなく、【ブラウザ】でご覧ください。


前提条件の共有

まずはFAIの基礎知識をサクッといきます↓

FAIはこれら3つのタイプに分かれており、大腿骨と寛骨臼の骨形態異常が起因して生じます。

これらが股関節運動時にインピンジメントを起こすことで鼠径部痛が発現するわけです。

またこれら股関節前上方部でのインピンジメントは股関節屈曲・内転・内旋によって生じやすいです。

FAIの検査であるanterior impingement testはまさにこれらの股関節運動によって行われます。

そのため、運動療法の前提条件としては、このインピンジメントを起こさないように股関節屈曲・内転・内旋を回避できるような環境を作り上げていく必要があります。

さらにもう少し深ぼると、日々の生活のなかで股関節前上方部にストレスがかからないように姿勢を修正したり、FAIによって生じる弊害も同時に潰しておく必要があります。

これらのことから、ここでは

☑股関節屈曲・内転・内旋の回避
☑後方タイトネスの改善
☑スウェイバックの改善
☑異常歩行の改善

この4つに対する運動療法をそれぞれご紹介致します。

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少しでも臨床のヒントになっていれば幸いです!!!