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半月板 ー「膝のクッション」という認識は甘すぎるー
医療従事者としての自覚
患者さんから「半月板って何に役立つの?」と聞かれると、どのように答えていますでしょうか?
個人的に「膝のクッション」というワードを使って説明される方が多い印象にあります。
誰にでも馴染みがあるもので例えられているため、分かりやすくて、イメージのつきやすいワードであることは確かです。
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では、新人の理学療法士から「半月板って何に役立つの?」と聞かれると、どのように答えますか?
おそらく「膝のクッション」というワードでイメージはつくかと思いますが、医療者同士の会話ですので、クッションだと言われる所以まで医学的に説明してあげる必要があると思います。
そのなかで必ず出てきてほしいワードが「hoop 機能」です。
この hoop 機能を噛み砕きまくると、クッションという簡単なワードにたどり着きます。
逆にこのhoop機能を理解せずに「膝のクッション」と表現してしまうのは、機能解剖を理解できていない証拠です。
そもそもこのhoop機能は、半月板断裂や逸脱においてかなり重要な関わりをもっている機能ですので、これを機に押さえておきましょう。
少しでも臨床のヒントになっていれば幸いです!!!