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末期OA×保存療法 ー意義のある戦い方をするためのヒントー


症候性から無症候性へ

まず大前提として、個人的に末期OAにおけるゴールは症候性のものを無症候性に持っていくことだと考えています。

言わずもがな一度変形したものを徒手療法によって構造的に変化させることは困難です。

ただ構造的に破綻していたとしても、症状がなければADLに困ることはありません。

現にみなさんも末期OAでありながらも、全く痛みがないなんて人も数多く見てきたかと思います。

その状態に意図的に持っていくことができればOKだと思っています。

痛みがあるなら痛くないように、屈曲時に違和感があるなら違和感をなくせるようにしようという話です。

その上で、やはり大多数の患者は痛みに悩まされているため、介入の中心は痛みの原因を取り除くことになります。

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