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「トレーニング5原則」


前回の記事を合わせて読んでください😊



①全面性の原則
(内容のバランス)


トレーニングの内容が偏ったものにならないようにする。基本、全面的に能力を高め→個人能力や特徴を伸ばす順番でなくてはならない。
自らの競技において、出来た出来ないに関わらず、すべてのトレーニングをバランスよく行う。


②漸新性の原則
(適正な強さ)

強度(インテンシティ)が弱いものは身体能力の向上に繋がらない。また強過ぎるものは障害が出る可能性がある事から、能力の向上に合わせて質、量を高めていかなければならない。年齢別というパターンにおいても、である。



③反復性の原則
(持続性)

トレーニング効果は1日や1回で出ることはなく、得た知識、理解を繰り返し行う反復練習が本質である。テニスにおいても反復練習する事で身につく事が多く見られる。上記にある②漸新性の法則の通り、反復回数が多くなり強度が強過ぎると怪我をするため、適正な回数を決定する。
また、頭で理論を分かっていても出来るとは限らないため、反復する事で体で覚えることが大切である。


④個別性の原則
(個性を伸ばす)

指導者は個々の特徴や個性を理解し、成長させる。①全面性の原則により、個人の欠点を矯正し、それと同時に個人の特徴を充分に伸ばすことが大切である。

⑤意識性の原則
(目的意識)


何をするかではなく、何の為にそうするか。という目的を伝え指導することが大切。問題意識や課題克服、自分自身の意思決定(自立)など、コーチが与えるだけの練習、トレーニングよりも選手も意思や意見を持って望むことが重要。


これらの原則を指導者が必ず伝え、選手が吸収し目的を達成する為に共に努力を重ねる。
勝てるパーセンテージを最大限まで上げ、負けるパーセンテージを最小限まで下げる。

この意識は、指導者として私は常に持っておきたい。


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