雑記「ぐりとぐら貝柱パーティ」
海を見ています。船に乗っているのです。
約1時間の乗船、暇なので思ったことをそのまま書きます。
このフェリーはキャパ300人ぐらいで、自由席だ。
普通の席や、ざこね席、テラス、それから窓際のテーブル付き2人席みたいなのがある。
僕はその2人席に1人で座っているため、今心が痛い。2人の座りたそうな人が後ろに立っているかもしれない恐怖で目をスマホか海にしか動かすことができない。
なんなら1人誰か知らない人が座ってきてくれとさえ思う。ぷっちょがあるからぷっちょ食いながら話そうよ。
「えっと、好きな探偵ナイトスクープの回は…?」
「ジャンボタニシを料理する回ですかね…」
「あっ、結構古い…」
海爆広!
分からんけど多分世界一広いのって海よね。
それで深い。そんないる?水。いるか。
こんだけ広いとクジラみてぇにでけぇやついるのもわかるね。むしろこの広さに対しては小さくないか?5kmのホタテとかいてほしい。
その貝柱をぐりとぐらにでけえフライパンで焼いてもらおう。ぐりとぐら、醤油使わなさそう。文化圏違うしな。まぁいいや、醤油は持参ってことで。九州の甘い醤油がいいし。
テレビでは再放送の旅番組が流れている。
秋の絶景をタレントとガイドが堪能している。今言われても。
字幕付きで放送しているが、申し訳程度に音声も流れている。この音量だとテレビの真下に座っている人しか聞こえないだろう。しかし、テレビの真下に座っている人はタブレットをいじっている。
非常口マークが光っている。もしもの時のため避難経路を事前に確認しておくのも大事だ。
修学旅行のホテルを思い出す。同じ部屋だったオッカムが避難経路を確認しようと言い出し、実際に確認しに行った。
そのホテルには三泊だったが、オッカムは2日目も「確認しに行こう」と言っていた。「多分昨日と一緒だよ」と僕は言った。
人間の子どもは水に顔を何秒つけていられるか練習して水泳するようになるが、魚の子も海面に何秒顔を出していられるか挑戦したりするのだろうか。何のメリットもないかそんなチキンレース。フィッシュレース?
フィッシュレース。
競魚。
面白そう。
4着ジャスティンカマス (エラ)
とかなるのかな。
パドックなのかいけすなのか分かんないな。
本日はご乗船いただきありがとうございました。
では降ります。良いお年を。