⭐Japanese Brothers in US Classroom#21ーアメリカの現地校ランチタイム
Good morning, How are you?
おはようございます。黒ひょうママです。
我が家の息子二人は、日本とアメリカを往復しながら育ちました。ティーネージャーになり兄子虎はアメリカの大学、弟は日本と兄弟で日米に分かれて現在も子育て進行形ですが彼らとの日々を振り返り少しずつ紹介させていただいております。
アメリカの小学校のランチタイム
今日はアメリカの小学校のランチタイムについてご紹介してみましょう。
教室で食べる日本の給食とはちがい、全クラスが同じカフェテリアに行って食事をとります。混雑を避けるため学年ごとにずらして、ランチタイムが時間が決められていました。
ですので、低学年はビックリするほど早い時間帯10時半とか?からスタートし最高学年5年生は、1時をすぎるといようなイメージです。
お弁当を持参してもよいですし、カフェテリアのランチを食べてもOKです。カフェテリアの基本メニューは、毎日1種類、セットで金額がきまっていて、あらかじめチャージしたプリペイドカードで精算します。
曜日ごとに決まったメニューが用意されていて月曜日は、ホットドック、火曜日はサンドイッチ、水曜日はピザ・・・というようなイメージです。セットには、+ジュースかミルク、チップスなどのスナック、フルーツカップ(未完の缶詰のようなもの)程度で日本人のお母さんがみたら、量も少ないし、おやつの様な雰囲気でビックリするほど、、、なメニューです。
子虎、子猿は、カフェテリアメニューは、おいしくないと言って、ほとんど毎日お弁当を持参していました。ピザの日だけ食べれるといってカフェテリアで買うときもありました。
家庭で朝ごはんを食べてこない子供の為に、学校の始まる前、朝の時間もカフェテリアがオープンしていて何か買って食べられていたようでした。
(写真はイメージです)
さて、ランチタイム、ホームルームの先生は、休憩になるので、一緒には食事はとりません。カフェテリアレディーという係の見張り役?が子供達に問題がないか、スムーズにランチが終えられるか見守っていました。
子供達が食べ物を投げたり騒がしくしたり、ふさわしくない様子でいると、厳しいタイプのカフェテリアレディーはランチルームを真っ暗にして、暗闇で食べさせられたこともある・・・と聞いたこともあります。
また、ランチを買う列でもめ事になり、女の子たちが子虎に悪さをされたと訴え、(本人曰く)濡れ衣を着せられホームルームティーチャーに叱られたという事もありました。このような不自由な出来事は日常茶飯事だったので、いちいち解決を求めることもしませんでした。
息子達から聞く話では、公立小学校のランチタイムは、時間も短いしあまり快適ではない雰囲気でした。(日本の給食を初めて食べた時、ビックリするほど美味しくて快適で驚いていました)
日本風お弁当どう感じる?
テキサスではじめに通った公立小学校には、わりと多くの日本人の子供達が通っていました。現地校のお友達が、日本風のお弁当をのぞき込み、気持ち悪いと指摘する場面もありました。
・・・・当時、4年生だった子虎は怒っていました。もちろん、子虎本人の食べ物を指摘されたら言い返すのですが、他の日本人の子供が食べ物をバカにされている様子を見て自分の国の食習慣を否定されることは許せないと言っていました。多くの日本人の子供達は、なんどか不愉快な経験をすると、お母さんにお弁当を現地の子が持参しているようなサンドイッチなどアメリカより?なメニューに変更してと頼む子も多い様子でした。日本人ママさん達は、郷に入っては・・・で、一生懸命、現地のメニューを研究していました。
子虎、子猿はプレスクール時代から、ご飯のお弁当を持参していたので、自分の食べたいものを食べて何が悪い?!
という雰囲気で、時には、サンドイッチもありましたが、10年間基本的には、日本のお弁当を持参しました。お友達がキャンディーやお菓子みたいなランチを食べていても、それを真似したいといったことは、ありませんでした。
一方、日本の子供がもっているおにぎりが羨ましくリクエストされ、お友達のために🍙を追加で持っていくお子さんのことも聞いたことがあります。自分らしく堂々と過ごすことで日本の食文化を紹介する事につながるだなーと驚きました。
ランチタイム一つをとっても、海外に暮らすことで、違いを目の当たりにし、自国の文化や風習と向き合ったり、自分が日本人だということを意識しながら暮らしていたなーって感じます。
自分の持って行ったお弁当を食べるだけで、勇気や度胸がいるって、想像できますか?みなさんなら、お子さんに日本風、サンドイッチアメリカ風、どちらのお弁当をもたせますか?アメリカで子育てしながら、このランチ問題は色々考えさせられました。
学校ランチライムに関するアメリカらしいお話は、他にもありますが、今日はこの辺で・・・続きはまた次の機会に~
現地での子供達の様子、感じていただけたらうれしいです。
皆様お一人お一人との出会いに心より感謝