💙子虎のAmerican University life#10ー会話は脊髄で？ー

おはようございます。アメリカで１０年以上、２人の息子の子育てをし３年前に帰国しました黒ひょうママです。

息子①は、アメリカのプレスクール２校、アメリカのキンダー＋１st、日本の小学校２年ー４年、アメリカの公立校４th、アメリカの私立校５thー９th、アメリカの日本語補習校４年生ー中１、日本の高校３年間、と９校の学校を日米行き来してまいりました。

この夏、息子①子虎が、アメリカの大学へ一人飛び立ちました。日ベイとサンドイッチな教育を受けてきた、子虎の初めての一人での旅立ちーその後の様子をご紹介していきたいと思います。

コミュニケーション力って？ー子虎との会話

早い物で子虎が飛び立って１か月以上たちます。親離れ、子離れできてるようなできていないようななんともいえない会話は続きます。

日曜日の深夜ー私は夜更かし、子虎は早朝ー眠い目をこすりながらクイックなコミュニケーションという雑談はつづきます。

子虎がきちんと雑談対応してくれていることに、感謝です。ママとしては貴重な日本語会話相手＋状況確認でき、一気に連絡がつかなくなるかと想像していたのでがんばってる自分たちに自画自賛です。

黒ママ「おはようー寮の様子はどう？」
子虎「とにかく日本にいたら絶対信じられないような人達が沢山いるよ」

「みんな常にテンション高いしうるさい時もあるけど、とにかくみんなエネルギッシュだなーって、僕も日本じゃテンション高い方だと思ったけど、想像以上にすごいよ」

黒ママ「会話が上手な人みつかったの？」
「子虎が好きなのは、会話のキャッチボールした時に興味深い返しをしてくれるアイデアマンでしょ、ディープシンクというか？」

子虎「会話は、脊髄反射だから・・・」「もし本当にディープに考えてやりとりしたかったら、例えば１年かけて論文を書いて、それに対して１年かけて調べて反論する～みたいな」

黒ママ「なるほどね、会話は一瞬で反射的に答えるもんね」

子虎「そうだから、そのキャッチボールができるかどうか瞬発力があるかどうかだよ、そんな深い話は、求めてない」

黒ママ「そのキャッチボールが上手くできるかどうかが、いろんな人が集まる中では、ポイントになるんだね～」

子虎「日本で日本人で会話していると、ディベートというかかしこがりたがる人がいたけど、ここでは、そんな人は、少ないと思うよ。」

黒ママ「確かに、アメリカでは、コミュニケーションのツールであって、知識のあるなしを測る雰囲気はなかったよなー」

子虎「本当に知識を見せたりディベートしたいなら、授業とか専門知識の場所で良く準備してから向かうからね」

「本当に知性の備わった人たちの会話のキャッチボール（例えばYoutubeでされているような）は、いくら普通の人が真似しようとしても無理」
「本来持ってるものが違うから、脊髄で反応して面白くやり取りできるんだから」～～
・・・・

黒ママのつぶやき

想像してみると、アメリカは広い広い国、同じ国籍の中でも出身地やおいたち、育った環境が全く違う人達の集まりです。そんな中ですれ違う人達とは、コミュニケーションなしでは、存在がないのと同じです。短いキャッチボールを四方八方に投げたり受け取ったりしながら、反射神経を鍛えてるのかも？

カジュアルにそしてそのボールの緩急の変化を楽しむことで、いわゆる「コミ力」というのは、育っていくのかもしれませんね。

ほとんど全ての人が日本語を理解し話せる日本では、その一歩先というか知識や語彙力で相手の何かを読み取ろうとしたり、駆使した会話をしなければと気負いすぎるのかも？

知識人たちのキャッチボールはエンターテイメントとして楽しむとして、自分たちはもっと気軽に会話し瞬発力を磨くのもたのしいのかもしれませんねー

今日もお立ち寄り頂きありがとうございます。アメリカから届く子虎との会話楽しんでいただけたら嬉しいです。

引き続き見守りサポートよろしくお願いいたします。皆様との出会いに感謝！

Have a good day！