💙子虎のAmerican University life#4　一人だけの日本人

おはようございます。アメリカで１０年以上、２人の息子の子育てをし３年前に帰国しました黒ひょうママです。
息子①は、アメリカのプレスクール２校、アメリカのキンダー＋１st、日本の小学校２年ー４年、アメリカの公立校４th、アメリカの私立校５thー９th、アメリカの日本語補習校４年生ー中１、日本の高校３年間、と９校の学校を日米行き来してまいりました。
この夏、息子①子虎が、アメリカの大学へ一人飛び立ちました。この旅立ちーその後の様子をご紹介していきたいと思います。

Week3 :8/30〜

いよいよ本格的に授業もはじまったようです。日本からの留学生は、アメリカの高校生が学んで単位を取ってきた数学、化学などの単位をまた１～取り直しです。日本で既に習っていた数学や生物、化学を英語でおきかえ作業中。

黒ママ『久しぶりの英語どうなん？』

子虎『まあ、話すスピードとか早いなとか、自分が言いたいことがすんなり出ないから落ちてるとは感じる。そりゃ3年ブランクあるからね』

黒ママ『授業はついていけるん？』

子虎『ああ、テキストや課題は電子的なのでほぼ全体をみたけど、数学は日本で習っていたもののやり直し、化学や生物もまあ大丈夫』

『日本の学校の問題集もってくればよかったわ・・・』『理系の専門を目指しているインド人の友達と、数学は、既に知ってるから、基本の簡単すぎると話てる・・・』

やはり、問題数や数学のレベルは日本の方が高いようです。こうやって両国の間を行き来して両方のいいとこどりをできるのは、Good pointですね。

子虎『ラボの課題は、グループを組んでメンバーで自己紹介もかねていろいろ話あって結果を出すものだったりしたから、いろんな人と話したよ。面白い課題だった』

そう、子虎の大学の目的は、とにかく沢山の出会いを得ることです。子虎曰く、勉強は教科書でもネットでも動画でもできるけど、人との出会いは学校に行かないと得られない。

黒ママ『日本人の子と出会った？差別とかまた、そういう緊張感ある環境に戻ったんだなーと思って、、、』

子虎『そんなん、どこにいてもある、日本で暮らしてても差別は感じるしあるでしょ。だからアメリカだから特別じゃないよ』

『反対に、差別をなくそうとするほうが、かえってその違いが浮き彫りになったり、問題が大きく目立ったりすると思う。みんな人と違うところがあるし、人と違って変わってるところをもっていても、本人が気づいているならそれでそのままでいいと思う。結局みんな何かしたら変わってるし、ムリにみんな一緒にしようとしたり、違いを認めない方が不自然だと思う。』・・・・

こういう話題は、経験が深いからか、意見がかなり強めなので話し出したら止まりません(笑)

どうやら日本人は、周りに誰もいないけれど、そのまま、隠すことも目立たすこともなく、自然体でやっているようでほっとしました。

日本では、感じにくい人種や人との違い、アイデンティティーについて突きつけられるのは、海外生活のあるあるですね。

アメリカに居たら見た目がちがう日本人、日本に暮らしても中身がアメリカ人のような帰国生、思えば一度も溶け込んだ感がないまま育っています。そりゃ逞しくなるし自論もつよくなるよね！

みなさんは、自分がただ一人だけの〇○な存在の環境体験したことありますか？緊張感は漂いますが、自分らしさに気づくチャンスかもしれませんね。子虎ファイト！