💙子虎のAmerican University life#6－人間関係の作り方ー

おはようございます。アメリカで１０年以上、２人の息子の子育てをし３年前に帰国しました黒ひょうママです。 息子①は、アメリカのプレスクール２校、アメリカのキンダー＋１st、日本の小学校２年ー４年、アメリカの公立校４th、アメリカの私立校５thー９th、アメリカの日本語補習校４年生ー中１、日本の高校３年間、と９校の学校を日米行き来してまいりました。 この夏、息子①子虎が、アメリカの大学へ一人飛び立ちました。この旅立ちーその後の様子をご紹介していきたいと思います。

Week 4：9/9-
そろそろと、生活も落ち着いたかと思い次に気になるのは、人間関係？です。今まで暮らしたことのない州でアメリカ人だらけの生活、寮での２人部屋暮らしどうなってるのか聞いてみました。
学校内で暮らす寮ですが子虎は、シカゴ出身のアメリカンBoyと同室です。
ママ『同室のパートナーどう？』
子虎『アメリカ人にしては、とてもモラルがあるしキレイ好きだし、クレイジーなparty人種じゃないからかなりいい』『コミュ力が高いから友達と出かけるのに誘ってくれるし』
『そういえば、寮で今までの僕の人生で会った中で一番コミュ力高い人にであったよ』
ママ『どんな人なん？』
子虎『とにかくどんな人にでも話題が途切れることがないし、嫌な気持ちにならない』
なるほど、勉強がどうとか授業がどうとかよりとにかく人との出会いが大事でいろいろトライしている様子が見えました。
ママ『クラスやそのほかで誰か知り合い増えた？子虎は、わりと自分が好きな人としか付き合わないでしょ』
子虎『いやいや、アメリカに何しにきてるん、バラエティー豊かな人と出会う為だよ、はじめはがんばっていろんな人に話かけてるよ』
ママ『日本人やアジアの人としりあった？』
子虎『数学の授業でインド人の子が居てしりあった、日本もインドも数学は進んでるけど、インターナショナル生だから、必修になっていて、高校でやった数学を英語で取り直ししてるんだよ。だから簡単だよねーって』

ママ『日本語の教授が連絡くれてたけど、会えたの？』
子虎『それは、丁重に断って連絡とってない、だって僕は自分の専門の勉強をしに来ているし、日本人のコミュニティーにはいってイベント手伝うとか興味がないから。それに日本人とつるんでたら意味がないもの、いろんな国の人と知り合いたいから留学してるんだから』

ママとしては、日本人の大人の人と知り合っておくと安心かと思ったけど、子虎の意見も納得できます。確かに、アメリカ生活の中でついつい心地よくて日本人コミュニティーに属し日本人の友達と遊んでいた時は、アメリカ人の友達はできにくかった経験もー
反対に、日本人一人だけの学校に居た時のほうが、周りが興味をもってくれてアメリカ人の友人が増えたのを思い出しました。周りに同じアジアの子がいないのは、共通点がなく、不安な気がしますが子供達にとって大切なのは、所属感ではなさそうです。
新しい環境に入った時、だれとつながる？人間関係の構築は、大人も子供も大切ですよね。留学のもたらす学びって勉強以外の部分も大きいのかもしれません。共通点で近寄らなくても自分がしっかり個性に自信があれば、むしろ刺激やあたらしい価値観を身に着けられる出会いのほうが大切なのかもしれません。

子虎は、何度も日米を行き来して、いろんな国の人や日本人でも異国を経験してきた帰国生たちと沢山知り合いました。そのおかげでか、自分と違う国や風習、考えをもっている人のことを切り離すのではなく、むしろ興味深く観察するように思います。おそらく、自分自身と同じ生い立ちや風習（日米合わせたMIX　Culture）の人は、ほかにはいないと思っているので所属感を感じたことは無いと思います。そこである一定の集団に属するメンバーというより、一人一人を個としてとらえ学び取ろうとしている気がしました。

今日は、はじめての人間関係、友人作りについてご紹介しました～なにかアメリカの大学生活を感じていただけたら嬉しいです。
Have a good day！