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⭐Japanese brothers in US Classroom23:「楽しいって一番強い」スペルの練習法

Good morning. How are you?


おはようございます。黒ひょうママです。
我が家の息子二人は、日本とアメリカを往復しながら育ちました。ティーネージャーになり兄子虎はアメリカの大学、弟は日本と兄弟で日米に分かれて現在も子育て進行形ですが彼らとの日々を振り返り少しずつ紹介させていただいております。
おはようございます。黒ひょうママです。

スペリングの練習


今日は、アメリカで小学校2年生の頃のスペリングの練習の宿題についてご紹介してみましょう。
当時、2ndグレードでは、現地校で週に1回スペルテストがあり1週間に10個程度の単語を覚える必要がありました。日本で英語を習った私が思い出す方法は、同じ単語を練習帳に10回ずつ練習して手に覚えさせるような単純な反復でした。
ところが、現地校で子供達に出た宿題は
・クッキーカッターで縁取りをつくってください。そして、その縁取りの中に小さな文字でスペルを練習しいっぱいにしてみましょう

・単語のスペルをバブル泡みたいな文字で書いてみましょう

・単語のスペルでものすごく丁寧にペンを使ってかいてください

・Go Fishカードを単語スペルでつくて兄弟やお母さんと遊んでみましょう(簡単なトランプゲームの様なもの)

・声にだしてよんで、手でかくしてスペルを書いてみてチェックしてください。

・タイマーを用意して1分間にできるだけ多くの単語を書いてみましょう

・ワードサーチから該当の単語をみつけてみよう
・新聞から該当のレターを切り抜いて、自分でスペルをつくってください

・チョークをもって家の前の道にスペルを練習してみましょう

・スペルをつかって丸をつくってみましょう~ 等など
スペルを練習するアイデアがぎっしり・・・(毎回アイデアシートの内容は、違いましたが、参考に写真つけてみますね)

そして、このうちで気に入ったものを3種類選んで練習すればOK というような自由チョイスでした。また、練習した用紙や結果は、提出する必要はありません。
結局スペルテストまでに何かしら楽しい方法で練習し当日までに暗記できていれば大丈夫です。

同時期、土曜日は、毎週日本人補習校に通い、同じく漢字練習帳の宿題がありました。
こちらは、乱れなく形を整えて複数回みな同じ回数練習し、ドリルを提出しなければいけなかった子猿 単純な文字の並びを学ぶスペルの暗記と、書き順、とめはねはらい、まできちんと習得すべき漢字の練習は比べることはできないと思いますが、日米の学び方に対するアプローチの違いを感じて驚きました。

同じ方法で同じ回数練習しても覚えられる子と覚えられない子がいますよね?コツコツ反復がベストな子もいれば、何か楽しいアイデアがあったほうが、取り組むきっかけになる子もいるかもしれません。

何よりバラエティー豊かなアイデアを提示することで、ああ、学ぶって自分にあった方法でいいんだねーって気が楽になると思いませんか?

特に幼いころは、”学ぶきっかけ、宿題に取り組みたくなる雰囲気”が大切なのかもしれません。 

提出の必要がないから、1回も練習しない子がいたかもしれません。でも、結果テストまでに結果覚えていれば、どんな道から登ってもゴールに到達していれば、OKなんじゃないかなーって感じます。

子猿の様子をみていて、アメリカ式のほうがワクワク楽しく取り組んでいたなーと。学ぶって楽しい、学ぶ方法っていろいろある、そんな気づきを小さなころから感じられる工夫、面白いなーと思い出しながら紹介してみました。

兄、子虎がある時教えてくれました
『何かを学ぶとき・・・さぼっている人は、努力している人に勝てない、努力している人は、楽しんでいる人には勝てない    結局楽しんでいる人が一番つよいんだよ!』

今、自分が身に着けたいと思っている〇○    楽しんで取り組むにはどういう方法がベストか!?想像してみると一番近道がみつかるかもしれませんね~

最後までお読みいただきありがとうございます。

何かアメリカのスクールライフを感じていただけたら嬉しいです。
皆様との出会いとコミュニケーションからの学びに感謝!

Have a great day!

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