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❄️【氷紋の森に氷紋美術館を創りたい】❄️


北海道の有珠ジオパークの山奥、氷紋の森に出来る美しい氷紋たち



❄️北海道の美しい自然芸術【氷紋】❄️

①氷紋とは

携帯のデータで残っている今確認できる1番古い記録は2015年。氷紋のできるここ北海道は伊達大滝上野の古民家に住まわせていただいて、今年2024年で17年。朝、居間のカーテンを開けると、その大きなガラス窓に美しい氷模様ができているのに気がつき、いつしか写真を撮りためていました。

毎日違う形になる美しいこの氷の模様が大好きで、いつも心にあったので、冬にパンの配達をしているときに、たまたまお客様とその話になりました。北海道は寒くて厳しいけど、だからこそ美しい雪景色やありえないような風景に出会えたりする。そんなお話の中で窓の氷の霜にふれた時に、北海道民のそのお客様から、「それは氷紋って言うのよ」と教えていただいて、初めて名前を知りました。

私は北海道生まれではないので、子供の頃からこの現象を見ていたわけではありません。生まれ育った埼玉県では積雪は稀なので、冬になると地面に盛り上がった霜柱を観察したり、水たまりにできる氷の輪模様を踏んでパリパリ割ったりして遊んだ記憶があります。

14才の時に札幌に移ってから、実家が一軒家だった時などに氷紋を見ていた朧げな記憶はあるのですが、寒いんだな、凍れてるな、という道民の皆さま同様の一般的な認識しかなく、こんなに美しいものなのだとちゃんと気がついたのは、ここ伊達大滝上野町に来てからのことです

この古屋にできる氷紋があまりにも美しく、そして否が応でも目に入る居間の窓にできるという様々な偶然の重なりがなかったら、気づかなくて通り過ぎたと思います。

写真を撮りためているうちに
⚫︎ー5℃位ではトンボの羽のような薄い氷紋になり、元は透明なガラスの向こう側が透けて見え、日が差すとすぐ溶けてしまうこと
⚫︎ー10℃を超えると、向こう側が見えない位の厚めでしっかりした氷紋ができることが多いこと
⚫︎風のない日は、下から上や右から左などにきれいに並んだ模様になることが多いこと
⚫︎風が強く、吹雪の日などは舞い踊るような不規則で躍動感のある氷紋になることが多い

ということがわかってきました。

氷紋は、気温や湿度、人がいるかいないかなどにより毎日変化します。
同じ模様は1つとしてなく、曇っているか日が射しているかによっても、氷紋の見え方や輝きが全く違います。

毎日毎日予測の出来ないこの美しい自然芸術に心を惹かれ、ずっと何十枚も写真を撮り続けてきました。

❄️北海道の美しい自然芸術【氷紋】❄️

この投稿は、氷紋画家/氷紋伝道師と命名いただいた氷紋の森に住む作者が、美しい氷紋の写真と、氷紋にまつわるお話をお届けさせていただきます。
氷紋にまつわるドラマはクラウドファンディング、パリのルーヴル美術館地下展示、NHK番組などの出来事を引き起こし、現実は小説よりも奇なり的ネタが150個を超えて既にあります。徐々にお届けしますので、どうぞお楽しみに❄️

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