【スイス留学】ウクライナからの難民に向けたツアーのガイドをやってみた
今回はローザンヌ市に滞在するウクライナからの難民の方々に向けたEPFLの研究室公開ツアーのガイドをやってみたので、感じたことについて書いていきました。
ツアーの流れは私が所属する研究室のドローンのデモおよび他研究室のティーチングマニピュレーター、ハプティックロボット、サラマンダーロボットを各研究室を巡り、各々紹介していきます。私の業務は研究室に連れていき、担当者に取り次ぐことと、メンターとして難民の方々の話を聞くことでした。しかし、当日は皆さん、EPFLに来てハイテンションのせいかメンターとして話を聞くことはありませんでした。
またツアー参加者の大半は子供であったため、家を追われて色々複雑な心境なのではないかなと感じていましたが、デモ中はロボットが動くデモを楽しげに見ていました。
一日ツアーガイドをやってみて、最先端のテクノロジーを使って新しい未来を想像させることは子供たちに希望を与え、これからの人生にプラスの影響を与えるのではないかと思いました。
またツアー中、私はジェスチャーで次どこに行くかなどを参加者に伝えることでコミュニケーションを図りました。というのも参加者は全員ウクライナ人であるため母国語がロシア語であり、英語が通じないからです。振り返ると、言葉が通じない環境でどのようにコミュニケーションとるか模索をした貴重な体験でした。改めて身振り手振りは重要なコミュニケーションツールだなぁと思いました。