離島からデジタル田園都市国家構想について考える
デジタル技術で都市と地方の格差を埋める「デジタル田園都市国家構想」
関連予算は総額5.7兆円と公共工事の6兆円に匹敵!
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA274O70X21C21A2000000/
うむ〜まったく離島とは縁遠い感じの構想タイトルですね・・・まっそれはさておき離島から着目すべき点がいくつかあったので私なりに考察してみました。
1)デジタル対応インフラの整備
・2023年度までに5G普及率を9割に
↑素晴らしい!でも取り残された1割はやはり離島か・・・と思いきや
・3年程で日本一周の海底ケーブル敷設・・・とあるではないですか〜これは大いに期待の持てる施策です。折角なのでNEC、OCC、住友電気工業が開発した世界初のマルチコアファアイバー収容の海底ケーブルとかネーミングが素敵なGoogleのグレース・ホッパーとか敷設して頂きたいですね。
このグレース・ホッパーは「プログラミング言語の母」とか「プログラミングの女王」とか「バグって言葉を世に広めた人」とか言われている天才女性プログラマーの名前をGoogleが最新海底ケーブルのプロダクト名にしたところが素敵です。
ちょっと脱線してしまいましたが次に
2)デジタル人材の育成・確保
26年度までにデジタル人材を230万人、大学や職業訓練なのでデジタル教育促進とあります。まずこのデジタル人材ってなんぞや・・・というところですが、内閣府
はデジタル人材とはITエンジニアやデータサイエンティストと説明しております。まっそれは一旦置いておいて肝心なのは現在日本にこのIT人材が何名いるかは不明なので具体的な施策はこれからとの事・・・これじゃ民間企業はリカレント教育市場参入に二の足を踏みますよね。
でもこの施策って次の・・・
3)地方の課題解決のための活用
交通、農業、医療、防災などの分野で支援
と、重要な絆がありデジタル人材は
「自分の好きな地域で暮らし仕事を行い」
「自分の好きな地域に貢献する」
事が可能となる訳です。
これってもの凄く三方良しでサスティナブルだと思いませんか?
なので私的に地方行政は、デジタル人材をカスタマーと捉え分散しているデータソースの収集、統合を行いその地方の持つ魅力をカスタマーセントリックな戦略に基づき最適な顧客体験機会創出を行なってゆきべきかと考えます。
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