そろそろ同人誌制作のふりかえりでもするか(頒布編)

昼からたらふく食べてねみーーーー、てんななです(シンプル)

前回の記事の続き的ななにかです。

そういえば、前回印刷所選びについて書いてなかったんですが、装丁とかよくわかんない(=凝ったことはしない)ので、ちょ古っ都製本工房さんにしました。終わり。

即売会初見がブースで準備したもの

当時は感染症がブームでしたので(と補足をしないといけない時期にこの記事は読まれるんだろうか?)、使い捨ての手袋、除菌付きウェットシート、Ebiconですら導入していなかったコイン受け、ゴミ袋を用意。あとはポップ用のイーゼル、写真立て、サークル布(らしきもの)、Squareリーダーです。

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布は最初、二度目があるかもわからないので、百均かハンズで済ませようと思ったのですが、わりと合う大きさのものがなかったので、京都は四条通りの生地専門店まで流れて安売りのものを選びました。Squareリーダー(約8000円)に次いで高い。

キャッシュレス決済周り

Squareはスマホと専用端末を組み合わせて、クレジットカード・電子マネー決済が行える決済サービスで、なんとなくやりたかったので為替差益で得たあぶく銭で導入しました。実質無料。
手数料は3.4~3.9%で、頒布価格が1000円なので多くても40円……を3件成立させたら1000円もらえるキャンペーンの対象になったので、手数料どころか儲かってますね。草。

ググると出てきますが、同人界隈では比較的審査が通りやすい決済サービスとして有名みたいです。ゲームマーケット大阪の会場では楽天ペイ加盟店の1ブースを見かけたぐらいだったので、うちだけだったかもしれません。全部をちゃんと見ていないのでわからない。

流石に現金と比較するとステップが多く、カードを通す、スマホの端末でサインを入れてもらう(クレカのみ)と、かつて行ったことのある技術書典オンライン決済ほどスムーズではなかった感はありますが、ゲームマーケット頒布数30のうち、27が現金、クレカ1電子マネー1、物々交換1ほどだったので問題になりませんでした。

あと「『お支払いは現金、クレジットカード・電子マネー決済が』『現金で!』ってキレ風味に言われるのが面白かった」って言ってるやつがいました。

当日の話

9時着を目指していたような気がしましたが、開場30分前ぐらいについた気がします。京都から移動する電車の時間はある程度考慮していたんですが、駅から会場(入場口)までが思いのほか距離があり、本を手搬入していたのもあってぐでぐで進んでいたのが原因ですね。でも着いてれば良くないですか??

1年強ほどEbiconをしていなかったこと、オフラインオンラインともにTRPG方面は引きこもり気味だったのもあってかぼつぼつ知り合いの襲来を受けました。なぜかえびが席を外しているときに限って人が来る怪現象に見舞われましたが、忍者の陰謀かなにかでしょう(把握してる限りはみんな会ったはず...)

個人的には伝説の新刊交換を朱里さんとやったので午前のうちにやりきった気にわりとなってました。

閉会近くなると周りのブースも、そもそもTRPGらへんの固まりにやってくる人も激減しており、委託どうすっかなーとかぼんやり考えながら閉会までいました。後でデータを貼りますが、閉会まで粘る必要はまったくないと思います。

会期中はコノスさん(席外してた)、メロンブックスさんから委託の営業を受けていましたが、この時は自家通販を考えていたので預けず。ただ、雨が降ってると知ってたら全部押しつけて帰ってた気がします。

自家通販と委託

自家通販は古の同人しぐさの定番であると重々承知していたので、これはやろうと思っていました。いまは実家暮らしではないのと、根気よく探せば本名は昔の新聞記事あたりから出てくること、なんかあったら徒歩十数分の警察施設に散歩しにいけばいいので、Squareオンラインビジネスという名の通販ページ作成ツールでぱぱっと作っています
Booth他も一応チェックはしたのですが、自分でクレジットカード決済経路を確保した以上、手数料率3.6~3.95%に勝てる仲介サイトなど存在しません。(同ツールを使うと対面決済よりちょっと上がりますが、元の額が小さいので誤差の範疇ですね)

ところで、自家通販をする場合はBoothを介していようが私みたいに自前で用意しようが、特定商取引法に基づく開示請求を受けたら住所氏名電話番号あたりは開示しないといけないので、嫌な人は委託一択です。Boothはそのへんの意識が甘い作りになっているらしいので気を付けましょうね。

問題は委託でした。ゲームマーケット大阪が終わった後の残数は35。うち2冊を見本誌に使い、さらに数冊はあげる予定があったので除外してだいたい30。

例えばBoothの倉庫を使う場合は最低30が入庫単位なので、Boothに送ったらそれで終わります。(そもそも倉庫利用料が割に合わないって判断をしましたが)
自家通販をするのは確定事項なので、ある程度は手元に残しておく必要もありました。そうすると、今回営業を受けたコノスさんとメロンブックスさんの両方に送るとしたら数はせいぜい各10冊弱ほど。コノスさんはまだしも、審査後に必要数を連絡してくるらしいメロンブックスさんは数が読めなくて確定できません。(在庫40冊ぐらいならあんま気にしなかった可能性もありますが)

なにより、当日でほぼ満足していたのと、会った知り合いや後から連絡がありそうな知り合いの人数から想像するに、たぶんここからはそんなに頒布出ないだろうと思っていた(今も思っています)ので、そこで人に手間かけさすのも微妙だな……という心理が強く働き、普通に考えるのを先延ばしにしました。
手数料率の関係で委託価格は上げることになるんですが、自家通販やる以上、自分で委託先の競合をやる不思議な状況になるのも、うん、まあ、なんか……。

後にかしわもちTRPGウィークに出展するに際して、送料持ってくれるとか正気か?という顔をしながら10冊ほどコノスさんに送付しましたが、たぶん1冊も頒布されてないんじゃないでしょうか。元々はネット公開しているシナリオですし、作者は力尽きて宣伝しないし。(すんませんでした)

時間帯と頒布数まわり

当日は現金取引もすべて、先述のSquareアプリに記録していたので、だいたい何時何分に頒布したかが後から振り返れるようにしていました。
ざっくりまとめるとこんな感じ。半分が午前に集中しています。

10時~: 10冊
11時~:   6冊
12時~:   3冊
13時~:   2冊
14時~:   6冊
15時~:   3冊
16時~:   0冊

14時~はお昼ご飯を食べてから会場に来たぐらいの人かな? という気はしますね。
先の周りのブースが消えてるツイートが15時42分ですが、それ以降は見に来た人、いたっけレベル。

自家通販はゲームマーケット翌日の3月29日に公開、同日に5冊。30日、31日にそれぞれ1冊、4月に2冊、5月末に1冊の合計10冊で、クレカ8、銀行振込1、対面1でした。在庫本が残っているうちは続けると思いますが、宣伝をしないので(ry

かしわもちTRPGウィーク

オンライン即売会のかしわもちTRPGウィークにも、VRChat出展、ピクトスクエア出展をしていた……んですが、VRChatのコアタイムは寝てたのと、ピクトスクエアはログイン後放置していると静かにフリーズされていることが多く、最初の30分ぐらいでFF14を始めてしまったので知見らしい知見がありません()

ピクスク店舗外観メーカーといふものありけり
そこにフリー素材で装飾を足したもの

VRChatもピクトスクエアも面白い試みではあると思うんですが、どうしても現実の即売会同様、視覚情報勝負(いかに目を引くか)になるので、ふーん、こうなるのねぐらいの興味しか持てませんでした。現実に出展するより遙かに労力は低い(特にピクトスクエア)んですが、見る側としては「普通にホームページから一覧見た方が早くね?」って思います。身も蓋もない。

VRChatにシナリオの雰囲気を再現したVRTRPG風の小部屋ブースを作るとか、同人システムならbotか作者相手にチュートリアル戦闘ができるとか、買った人同士でコメントができるとか、手の込んだことができるようになってきたら何か考えるかもしれません。知らんけど(手軽さとは逆向きですしね)。

くくり

やってみれば本を作って頒布まで持っていって通販と委託をするところまでができることは証明されました。ただ、一番苦しいネタ作りを過去作シナリオで誤魔化したので……ネタが尽きた以上……向き合わなければ……本にはならない!!

ということで次はたぶん違うことをします。動画の続きノベルゲームか……。

三( :)3 エビチリ


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てんなな
おまえは肉を食らってアウトプットを出すのだ、という圧をかけることができそうです。