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本を書いていた

というわけで頒布物0で辞退とかいうジョークは免れました。てんななです。

そもそも有給消化中だったくせに2月にろくに作業しなかったとか、告知サークルカットにはまだ2つ存在が仄めかされてますよね....とかあるんですが、そっちは間に合えば出ますという雑なノリで乗り切ろうとしています。乗り切れねえよ。

編集のはなしとか

最終的に、一太郎2020とAdobe DC Proの体験版、あとKrita奥付(&あとがき)メーカー扉ページメーカーで2枚出力して重ね合わせるなどして作りました。
最後のは紅茶うさぎさんに「いけるやろと思ったからやった」とかで入稿2日前にお願いした表紙に差し替えたので宣伝用画像に変化しましたが。

ありがとうございました。エビチリ。

一太郎さんは流石にWordよりは整えやすかったですが、小説同人誌狙いと言われているだけあってちょっとデザインに欲を出すと詰まる感じでした。

例えば、フッターヘッダー部分に画像が入れれないので飾りつけができなかったり、段落単位での装飾設定なので、一行あけてやらないと見出しが楽しくなったり

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図表の配置設定を工夫しないと、隣のページに飛んでいったりもしてかなり時間を食われた覚えがあります。おーまいが。
あと本文はグレースケールなんですが、元はカラーの装飾画像をフィルターでグレースケール化して、「画像を圧縮しますか?」って聞かれたのを何気なくぽちったらめっちゃ汚れました。入稿直前とはいえ気づいてよかった。

もともと、そういうのに凝り出すと延々と触り続けてしまう方なので、意識してバカになったりすることすらあったんですが、スムーズに設定できたのは2段段組とルビ、あとページ参照挿入ぐらいだった気がします。

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邪悪をしている痕跡がありますが、改段挿入があるのは今知りました

かつてLaTeXで卒業論文を書いていた身としては全部テキストエディタで書くぐらいが好きなんですが、LaTeXはレイアウト凝り始めるとさらに死ぬので買って正解ではあったと思います。Wordもってねえし、よくある事故として聞くフォント埋め込みはパーフェクトだったし。
ただ参考に買った組版の同人誌には「パーソナル編集長のほうがいいよ」って書いてあったのは無表情になりましたが。かなしいね。

突然のカラー表紙

上述のシメケンプリントさんのツールはPDFで出せるのと、シンプルなので色空間とか気にしなくて良さそうだったのですが、綺麗な表紙が間に合ってしまったので急遽、Adobe DC Pro(体験版)とKritaを導入しました。理由はCMYKです。

KritaはCMYKレイヤーをそのまま扱える貴重なフリーソフトで、その前にInkspaceとかGIMPでうごうごしてた時間はただの過去となりましたが、先にRGBで作っていた表紙データと合わせるのに使いました。色空間の変換ができるので、RGB=>CMYK変換して、その上に描いてもらったpsdを合わせて保存、そのままDC(体験版)のPDF変換にかけて、PDF/Xへ変換しました。
一太郎プレミアムを買っていれば、JUST PDF4でもできたっぽいんですが、まあほら、正直つぎ同人誌作るかなんてわかんないし()

せっかく体験版なのでAdobe DCもいじっていましたが、少なくとも一太郎から作ったPDFをさらにDCで編集しようとすると、テキストデータがぶっ壊れる事象に出くわしたので、もし必要が生じたらJUST PDF買うわって気持ちです。Illustratorもそうですがいい商売してはりますわあの値段。

本の見所とか

収録シナリオはだいたい2013-2015年頃のものなのでまったく新しいものはないというか、既存分の編集だけで力尽きたのが正直なところですが、自分がオフラインでGMするときに楽そうな気がする順で書いています。
先頭にあるプレイヤー向けページは、「今日どのシナリオやります?」ってぺらぺらめくって見せる想定ですし、GMパートも、全体像の説明=>各フェイズの描写・必要な処理=>最後らへんに【秘密】やNPCデータの一覧の順でそろえました。公式シナリオの構成といえばそう。

えびシナリオ重篤患者にはそこまで珍しいものはありませんが、「天人車シーン表」は初出、各NPCの背景事情解説はセッション中にやったりやらなかったりしているので、セッションを思い返しつつキレ散らかすぐらいはできるかもしれません。

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あとは、聞かれるのも訊くのも面倒そうな周りをはっきり許可するようにしました。立ち絵とか付けてないんで、動画化でも生配信でも「やれるものならやってみろ」感が私の中では強いんですが、出てきたらうわぁって言いながら観に行きます。
真言立川流のカタリナさんもお待ちしております。いえ、自分でロールできないタイプが出てくると楽しいなって思っているだけなんですけど。


おまえは肉を食らってアウトプットを出すのだ、という圧をかけることができそうです。