ガッチャードデイブレイクを本気で考える【雑感】
※今回の内容は10割想像です
二次創作くらいに捉えて楽しんでいただければ
ガチならぬガチデブ考察です。
対戦よろしくお願いします。
どんなに俺が頑張って考えても未来は変わらないという前提でお話を進めていきます
X 分岐点の前の分岐点
まずガチデブの誕生回とも言えるオロチマルガム回の前に一つ気になることを解消していきたいと思います。
ガチデブ、エクスガッチャリバーを全く使用していない事です。
それに伴ってナンバー10ケミーの使用もないというのが現代宝太郎とかなり違うと思います。
少ない登場回数を見てもガチデブはメカニッカ二やバレットバーンなど多種多様のケミーは使うものの現代の宝太郎と比べてナンバー10ケミーを使っていない印象があります。
これ、ガチデブはナンバー10ケミーと仲間になったのではなく、使役してるからではないかと予想していて。
そもそも大量のナンバー10ケミーと出会うきっかけとなったガッチャ⭐︎大作戦の話はオロチマルガムを倒さなければ無かったことになりますし、その流れでいけばXレックスとも出会わなかったかもしれません。
必然的にナンバー10ケミーとの出会いが少ないのがガチデブのルートです。
元々ナンバー10ケミーは支配してはいけない対象なので、そこに配慮して、という可能性はあると思います。
ではエクスガッチャリバーはどうか。
38話で解説がありましたが本来エクスガッチャリバーが使えるようになったのはニジゴンのビジョンがあったおかげなので、ガチデブにニジゴンが宿っていないから、とも確かに考えられますが、ガッチャードに変身自体はできてる以上ニジゴンがいないという事は考えられません。
ではなぜエクスガッチャリバーを使わないのか。
あるいは、使用できないのか?
何かエクスガッチャリバーやレベル10を使うのを拒んでしまう、恐れてしまうほどの要因、言わばトラウマがある可能性もあります。
とすればやはり12,3話で起きた事は外せません。
ガチデブ世界はもう周りに誰一人味方がいない状況です。
しかし、誰が、いつ、どこで何をして、ガチデブが1人になったかは語られていません。
グリオンの襲撃という事は考えられますが、もしかすると他に理由があるのかもしれません。
そこが不透明な以上、ある最悪な結末が予想できます。
つまり、現代ルートと違ってガチデブはドレッドでなく、ドレッドの中にいるサビーもろとも…
…流石にニチアサでそんな残酷な展開はしないと思うのであくまで可能性とお話しておきます。
ただ、先ほど言ったニジゴンについては思う所がかなりあるのでまた後ほど。
X 誕生
お待たせしました。いよいよここからは本編準拠(妄言ではあるけど)の考察をしようと思います。
ファイヤーガッチャードが絡むタイミングとなったオロチマルガム戦。
りんね、スパナ、錬金アカデミーの皆が石化し、オロチマルガムが猛威を振るってガッチャードに襲いかかる。
しかし、この時ガチデブのような助けはなかったため…、デイブレイクのルートができてしまったんだと思います。
ガッチャードは1人であのトンデモサイズの敵と戦わなければならなかったのです。実際正史ではガチデブの介入抜きにしたら負けていた可能性が高いと思います。
ここで負けたらグリオンにすら辿り着かなかったかもしれない訳です。
しかし一つ問題。
宝太郎がやられたらそもそもガチデブは産まれなかったのでは?
少なからずオロチマルガムに勝利自体はしていなければ、今のガチデブの存在証明と矛盾します。
しかし、石にされた後かどうかはさておき皆は復活していない。ガチデブ一人だけなのです。
一体どうやってガチデブだけが助かったのか。
ここに関しては一つ考えがあります。
つまり、ニジゴンです。
X ガチデブのニジゴン
風雅さん曰く賢者の石の一部を取り込んだニジゴンをガッチャードライバーという器に隠して託したという話がありました。
という事は少なからずガチデブのドライバーの中にもニジゴンは託されていたことになります。
これは個人的な考えですがニジゴンはガッチャード世界におけるエウスデクスマキナだと思っていまして、基本的に彼が色んなことをなんでもできるようなキャラになってると思います(ホッパー1しかり自由な錬金術しかりガッチャーブラザーズしかり)。
さながらレジェンド編でプラチナガッチャードを救った様にガチデブのニジゴンはオロチマルガムでの闘いで覚醒したのかなと思います。
だが一つ矛盾点が。
ケミーを呼ぶ描写を見るに恐らくガチデブが所持しているのは100体しかいないようなんです。
ガッチャードには、変身ができた。
エクスガッチャリバーはわからないが少なくとも乗り越えてはいる。
ただしケミーは100体のみ。
つまりガチデブのドライバーの中にあるニジゴンは機能を失っているのではないでしょうか。
恐らく、オロチマルガム戦で覚醒したニジゴンは本来(現在の宝太郎)よりも早期に覚醒したため、力の制御がつかず、ガッチャーイグナイター錬成と全てのケミーのデイブレイク化=使役化で力を全て使い切ってしまった為、もうガチデブの中にはニジゴンがいない、ということが一番可能性として高いです。
つまり、ガッチャードデイブレイクはニジゴン不在のまま戦い続けた世界線の存在なのではないかという事です。
X デイブレイクの"選択"
ここまで考えると本当に辛く悲しい存在だなと感じてしまうガチデブ。
そんなガチデブはよく「選択肢は二つだけ」という言葉を口にします。
ガチデブの存在そのものが現代の宝太郎がした選択の間違いの方によってできたものと言っても過言ではないので、あの時ああしていれば、ああできていれば、という後悔を心のどこかで秘めているのではないかと思います。
"選択"。人生は常に選択の連続と言います。例えば出かけようとした時空が曇っていて、歩きで行くか、車で行くか。傘を持って行くか、行かないか。そもそも出かけるのをやめるかやめないか。
大小関わらず日々行うその"選択"の重さを理解しているガヂデブだからこそ、宝太郎やその他諸々に選択を強いているのではないか、そして選択の重さを自分にも言い聞かせているようにしているのだと思います。
これを踏まえた上で「未来を受け入れるか、未来に抗うか。」など色々なセリフを照らし合わせると本当に胸を締め付けられます。
しかし去年の暮れ、ついにガチデブは自分の世界は変わらずとも過去の宝太郎を助けに行くという選択をしたおかげで、色々な人と繋がり、未来が変わろうとしています。
この選択の結末をぜひ、2024年7月24日(金)公開予定の「映画 仮面ライダーガッチャード ザ フューチャー・デイブレイク」で刮目しようではありませんか。
選択しろ!これを観てくださってる方!この壮大な選択の連続の物語の結末を劇場で見るか、見ないか!
次回の雑感はなんか紹介します。決まってないので雑感です