USMBAテック就活(サマーインターン)
折角アメリカにいるのでアメリカでと思い就職活動にしました。業界はテックです。米東海岸のMBAに通っています。2021-22年の経験です。
MBAのサマーインターン探し
インダストリーによって差はあるものの、10月くらいからMBA採用を積極的にしている会社の説明会があったり、コーヒーチャットに励みだしたりする学生が増えてくる(コンサル、投資銀行は人数目安があるらしく忙しそう)。年明けにコンサル、投資銀行らへんは一気に面接が行われ、オファーが出る。うちの学校はコンサル比率はそこまで高くなく、この段階で20%くらいがchillし始める。コンサルはオフィスによって競争率が相当違う印象。海外オフィスは別ルートっぽい?不明。私はプロフィール上、東京とアジアオフィスからよく連絡が来てた。PE/VCもちょくちょく忙しくしている印象。テックは会社によるとしか言いようがないのだけど、GAFAMのアプリケーション提出は10-11月なので割と早め。いろんな会社が11-4月くらいの広いレンジでインタビューをしている印象。
パイプライン
アプリケーション: 約100ポジション
面接: 12社
内定: 2社
就活軸
1. 地域
アジア→アメリカに変更希望。
2. インダストリー
テックにステイ。B2Cが良い。コンサルは受けない。
3. ロール
前職では営業企画/BD/Strategy的な仕事をしていたので、PM(日本でいうPdM)にキャリアチェンジ出来たらハッピー。後述しますがPMのインタビューオファーがあまりなかったのでStrategyまで広げた。
オファー
PM@アメリカ
BD@日本
大まかなスケジュール
10月:レジュメつくり。ネットワークが大事!と聞くので興味ある会社(でもMBA Hireしてなさそう)のアルムナイに連絡してみる。たまにコーヒーチャットする。MBAインターンないんだよね、と言われることが多く、コーヒーチャットの意味とは?と嘆く。
11月:少しずつアプライ。某Techの日本支社を受けるが最終落ちする。日本で夏を過ごすのは無しと決心する。
12月:某Fintechと面接。落ちる。そして休暇、コロナになる。PMの本(How to Crack PM Interview)を眺めたり、2年生と面接練習したり。絶望的にProduct Interviewが苦手なことに気づき、何をやっているのかと思い悩む。他方で、以前から興味のあったスタートアップに知り合い伝いで連絡してみたところオファーをもらう。え!ありがたい。仕事を見つけたらひたすらアプライ。
1月:メールが来ると大体Rejection。インタビュー機会を手に入れるハードルが高すぎる。Strategy職にも手を延ばすことにする(奏功したと思う)。数少ないPMのインタビューが一つあったが玉砕。時間を見つけてはインタビューの練習をする。仕事を見つけたらひたすらアプライ。
2月:後の本命となるTechからインバイトをもらう。最終面接15Pのケーススタディ。ビジネススクール入学後過去最高に真剣に課題に取り組む。そして落ちて不貞腐れる。余裕で20時間はかけたので時間返してほしい。他インタビュー4社。仕事を見つけたらひたすらアプライ。
3月:アプライしたことを忘れかけていた某社と面接。感触は悪かったがオファーが数日後出る。うれしい。あと面接2社。
感想
1. 全体
予想以上に大変だったし長かった!就活しなきゃと思い始めてから半年くらいかかってる!インタビューにとにかく呼ばれないし、呼ばれても爆死したりして悲しい思いをした。周囲がオファーでてchillしはじめるのも(事前に聞いていたものの)ストレスになるのでメンタル疲れました。でも、不可能ではないと思う!日本やアジアにいるだけだと箸にも棒にも掛からないような会社(HQ)からインタビュー呼ばれる(こともある)し、可能性は大いにあると思った。根気は必要だけど、、、
2. Referral
あったほうが絶対よいけど、なくてもインタビュー呼ばれることはある。多分相当レジュメマッチしたとき。2月に受けたTechはReferralなかったけど、なんか呼ばれたし、良いとこまで行った(且つリクルーターからレジュメで相当絞ってるとも言われた)。他方某GAFAは2年生のdirect紹介でインタビュー呼んでもらった。速攻落ちたので申し訳ない。某社はReferralつけたけど全く呼ばれず、違うアルムナイにコンタクトしたところ絶賛彼女のチームが採用中とのことで、すぐさまインタビュープロセスに移れたり。まちまち。
3. 外国人としての米国就活
将来的なビザサポートにNegativeな会社は結構多いので、まあ大変だと思う。コンサルや投資銀行、大きめテックに進む外国人学生が多いのは、ビザサポートしてくれるからっていうのが大きい。
+、日本人学生プールで基本勝負するMBA受験とは異なり、競争相手が米国人マジョリティのMBA生となるので、正直MBA受験より勝機が見えなかった。。。
4. キャリアチェンジ
地域、インダストリー、ロールの3つ全てを変更するのは相当難しく、2つも難しい、1つは可能という認識。わたしはCS Backgroundも無かったので、ロールの変更が一番厳しく感じた。サマーインターンは興味があるものに挑戦するのよ!ってキャリアセンターはいうけれど、MBA就職は前職経験ありきなので、少なくとも似たような経験をもっていることが前提とされることが非常に多い。ゆえに就活途中からPM->Strategyに少し枠を広げたところ、インタビューインバイトされる可能性が若干広がった。良かった。
5. MBAは必要?
MBAは決して必要なものではないけれども、この学校に在学しているからこそドアをノック出来た会社がたくさんあったと思う。ので、結果よかった!こんな会社インタビューしてくれるんだ!と驚くような会社もあったし。アジアにいたままレジュメを出しても正直見向きもされなかったと思う(除日本支社)。
以上こんな感じです。もっともっと素晴らしい記事をショアライン先輩が残してくださっているので、まだご覧になっていない方は必読です!
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