USMBA受験纏め
無事usmbaから合格を頂きました。2021年秋より進学予定です。
よかったよかった。以下ざっくり纏め(US校のみの受験です)。
戦績
全てUS、Fulltime MBA。私費、基本R2出願です。
9校出願(M7 6校+ 3校)
7校インタビューインバイト(M7 4校+ 3校)
4校合格(M7 2校+ 2校)
3校WL(M7 2校+ 1校)
2校不合格(M7 2校)
スケジュール
2020年1月:MBA受けてみよっかな?と思い立つ
2/3月:IELTS2回受験、8.0(来年MBA受験しよう!と思う)
4-9月:GMAT3回受験、720
10-12月:GMATの点数でたので受験を1年前倒しすることに。エッセイ/推薦状/アプリケーション準備(このタイミングでの受験決意なのでR2出願)
2021年1-3月:インタビュー対策、合格
受験のざっくり所感
GMAT 720 (Q50/V36/IR8/AWA5) / IELTS 8.0 (R9.0/L8.5/W7.0/S7.0)とスコアもまあ悪くなかったが、今思うとレジュメが割と強かったのかも?このような経験をさせてくれた勤務先に心より感謝。
GMATについては詳細こちら。MBA受験で一番辛いのはGMAT含めた”アプライ出来る状態になること”だと思う。英語は絶対IELTSで。
アプライしても良いと思える状態になれば、倍率は最も高いGSBで20倍、HBS 10倍、Wharton 5倍、他TOP校も3-4倍。現実的な数字で、やる気がでると思う。インタビュー呼ばれた時点で倍率2倍くらいになる学校も多い(除Kellogg / Tuck)。
出願校
大金はたく私費であるのでトップスクール(M7)志望。そこに追加しテックへの就職率が高めの学校を追加し、志望校ポートフォリオを組んだ。
結果9校と出願しすぎたけど、今年は1. コロナ受験者増 2. deferralで席が埋まっている と言われており、不安だったのでオーライ。大学受験も就活も今思えば沢山受験したのでこれはもう性格でしかない。
尚出願校が多くても作業自体はそこまで増えなかった。エッセイは割とコピペでいけるようになるし、インタビューもwhy this school?だけ変えていけばよいので、結果数こなせて練習にもなる(本命校の前にインタビュー出来る学校をClear Admitのlivewireでインタビュータイミングを調べてアプライすると、練習になるのでお勧め)。
日本人在校生ウェブサイト等で在校生のバックグラウンド(社費/私費バランス、職歴、年齢、性別、海外経験等)を確認して自分に可能性がありそうか極力客観的に判断するのも割と必要かなと。例えば私はGPAが平凡だったので、M7の1校は無駄撃ちになると判断、出願せず。
因みに受け始めると、合格率が急に気になってくるので、先述の倍率を参考にしながら受験校ポートフォリオを組むのもメンタル弱い人には良いかも。メンタル安定の為のTacticalな話になるがインタビューインバイトをほぼ100%送ってくる学校とインバイト時点でセレクションをする学校をどっちも受けておく事もおすすめ。
インタビュー
インタビュー自体もしんどいが、インタビューのインバイト待ってる期間が特にしんどい。HBSやWhartonのように、一気にポータルで発表してくれる学校(好き!)と、毎日少しずつメールが来る学校(地獄)、とその中間(まあ良し)くらいがある。とにかくClear Admitに貼り付けになる。
GSBは本当にしんどいらしいので、アプライする方は覚悟必要。個人的な経験ですがHaasもしんどかった。心が死ぬのでもっとはやくよんでくれ。
インタビューも後述通り結構対策したものの、Personalisedインタビューで有名なHBSやTBDのWharton以外はblind interviewの大体オーソドックスなスタイルなので、基本的な質問に受け答え出来れば、あとは運だと思う。
殆どの学校はアルムナイや在校生にインタビューをさせているので、本当にインタビューエクスペリエンスがまちまち(これらの場合、質問テンプレが学校からインタビュアーにシェアされていることが殆どなので、Clear Admitでその年の質問リストを事前確認されたし。カウンセラーがシェアしてくれる昨年の質問リスト以上に高い確率で、同じ質問される。4問全部同じだったとこもあった。)。
私がWLだった某校は、日本人アルムナイがインタビュアーだった人は全員受かったらしい(私は違うインタビュアーだった)。なんでやねん。
カウンセラー
日本人海外MBA受験界隈の闇、カウンセラー。何人かにお世話になったし総じて感謝しているけど、彼らの合格実績はあてにはならない。
サブだったのになーっていうくらいのカウンセラーにも実績はカウントされてしまうし、お願いする時点でスクリーニングするカウンセラーの場合は、有望な受験生狙ってるもんね。そりゃ実績良いよね。
因みに私はエッセイ/レジュメはAdam、Ed、Matthewにお世話になった。Adamは割と塩だが具体的。Edは優しいが抽象的。Matthewはコスパ良き。Adamのブログはボリューム満点で参考になるのでエッセイやインタビューの前に一読推奨。
個人的には、1校いくらみたいな使い放題パッケージ購入カウンセラーよりは、時間購入のカウンセラーの方が使いやすいと思う。理由は ①結果的に時間購入の方が安く済む可能性は高い ②合わなかった場合にスイッチしやすい ③多く出願する場合は、どんどん1校にかける時間は短くなっていくので、+1校いくらの追加費用が全く見合わなくなる ④パッケージ購入の場合カウンセラーのモチベ維持が難しい可能性がある ⑤インタビューは同じ人とずっとやるより色んな人と練習する方が良いので無限サポートもメリット無い の5点。
尚私は書類関連(エッセイ、レジュメ、推薦状)で9校分、カウンセラー3名で合計20時間利用。Mockインタビューは複数カウンセラー(20セッション以上、但し殆どが某校対策)としたので個人的な感想を後述。
↑高価
Vince
Jessicaに勧められ、某校対策で2回。優しかったが、ある程度私自身がインタビュー慣れした段階でお願いしたからか、Criticalなアドバイスはそこまで受けず。
Adam
エッセイからお世話になっている流れでインタビューもお願いした。そもそも5回セットのパッケージ購入をしていたのでVinceより安かった。計4回。アドバイスは厳しく有用なので、オススメ。
Ed
エッセイから。彼が主催している学校別セミナー(インタビュー対策)に出席したのと、某校対策で5回。又オリジナルの質問リストを(頼んでもないのに)別途10個くらい作ってくれる。感謝感謝。割と抽象的なアドバイスが多いので、彼のアドバイスを確り咀嚼出来るかは鍵か。とにかく優しい方なので、必要な時に優しい励ましをくれて泣ける。
尚某校については思い入れがあるようで、他の学校の合格発表の前はいよいよだね!なんてメールしてこないのに、某校の合格発表時はちゃっかり頑張った、祈ろう!みたいなメールをしてくる。
Jessica
オーソドックス校で1回、某校で2回の計3回。全セッションで痛烈なフィードバックを受け、毎度凹む。一度チャレンジする事はオススメ。どんなインタビューより一番怖い。”あなたより優秀な同業の方が残っている!”と毎回言われ、メンタルに効いた。
尚、10月頭にコンタクトしたところ、エッセイカウンセラーとしては枠一杯とのことで断られた。早めのコンタクトが必要。
Steven
Jessicaに勧められ、オーソドックス校、某校対策で計2回。朗らかなおじさまで感じが良い。
Matthew
オーソドックス校6回、某校1回の計7回。毎週定例でやってもらっていた。コスパという意味では一番。少し話が長い且つ同じことを何度も言う傾向はあるが、良心的な価格なのは間違いない&アドバイスも明瞭なので、おすすめ!エッセイレビューも結構editしてくれる。
Nish
兎に角リーズナブルなので、数をこなしたい場合はオススメ。12セッション。オーソドックス校の練習にひたすら付き合ってもらった。優しすぎるのが玉に瑕でCriticalなアドバイスはあまりもらえないが、DMM英会話等よりは有益なアドバイスを勿論くれるし、話をきれいに纏めてくれるのもすごく助かった。DMM英会話からまずはステップアップしたい場合におすすめ。そもそもお値段がお値段なので。。。
↓リーズナブル
情報収集
受験校の情報収集は基本学校主催のinfo sessionをメインに、日本人在校生とチャットさせて頂いたりでやり通した。あとは知り合いのアルムナイとか。
日本人在校生とお話する時は、私が興味ある業界を目指している在校生を紹介してもらうようにして、国籍問わず色んな人と話すようにした。英語で自己紹介やらwhy MBA?等を話さざるを得なくなるので、面接の練習にもなるので積極的にお願いしてよかった。あと、これはどうしても個人次第だし当然の事だけど、なんだかんだ”元々の知り合い”、”同じ会社の出身”、”共通の知り合いがいる”とかの繋がりがあった方が、より正直な意見が聞けると思ったので、知り合いがいれば是非アプローチすべし!
奨学金
これは運もあるとは思うけど、結構学校から奨学金も出た。合格時に発表されるのが殆どで、後は悩んでたりすると学校が勝手に足してくれたり、交渉出来たり、申請できたりする。私も3校から奨学金が出たよ。ありがたい。
額はまちまちだけど、受験中はこんなに出るとは思わなかったのでありがたいポイント。具体的な額は人によるので在校生にも聞きにくかったりすると思うが、気になるなら聞いてみた方が良いと思う。
質問、相談は @tenmusubisanまで。