どうやって本を売ろうかな
明るい時間ずっと死体になっていたのですが夜はがんばれました。
最近は取次先を決めるためによく神保町に行ってます。本は(基本的には)出版社→取次会社→書店→読者、という流れで流通してるので、出版社はどこかの取次会社さんと契約する必要があります。しかし取次を中間に置かず、直接自分たちで書店と取引している出版社もあります(直取引っていうらしいです)。どっちのやり方でも当然それぞれメリット、デメリットがあり、色々悩んだのですが、点滅社はおそらく「取次と契約を結んでそこをメインにしつつ、少しずつ直取引にも力を入れていく」みたいなやり方になりそうです。とりあえずあと一件ぐらいまわって、お話を伺ってから最終的には判断しようと思います。
流通方法についてはこの2冊を読んで勉強しました。「よくわかる出版流通のしくみ2021-22年版」はタイトルの通り、流通の基本がわかる教科書みたいな感じです。「まっ直ぐに本を売る」は直取引で成功したトランスビューという出版社の経営理論とその具体的なやり方についてかなり詳しく書かれた本で、すごく刺激的でおもしろいです。「こんなやり方もあるのか~、すげえなあ」っていうびっくりがあります。あとなんか、出版社についての本って熱い内容が多いんだよね。「もう本なんか売れない、ジリ貧、斜陽産業」ってずっとずっと言われてる中で「でも私はやりたい。やる。試行錯誤の連続でもやる。色んな方法を考えてやる。やるだけはやる」って決めた人たちだからなのかな。ぼくはすぐ無気力諦念もうだめだモードになりがちだから気合が入って助かるよ。やるだけやって、楽しいことをたくさんしたいな