「退屈」の漢字。なんで「退いて屈する」と書くの?
■退屈という言葉の語源は「修行を諦めた事」。
みんなのお墓チャンネルの新しい動画が公開されました。
こんにちは。天空陵わいわい広報2号です。
大好評「実は身近な仏教用語」の新しい動画が公開されました!
今回は「退屈」。
これも実は仏教用語なんです。
退屈…というと「今日は暇だなあー。退屈だなあ」とか、
「このイベントはおもしろくなくて退屈」などの用途で使いますね。
でもなぜ「退いて屈する」と書くの?
というのが今回のテーマ。
金剛宝寺の井上住職いわく、言葉はいつの時代に成立したのか「時代の背景」が大切とのことですが、退屈の語源を探ると…やはりやはりサンスクリット語でした!
もともとは「ケーダ(怠惰)」というサンスクリット語でしたが、経典を見た中国人が、言葉に意味を持たせるために漢字にしたのが「退屈」だったとののこと。
そしてもともとは
「修行をしている人が諦めてしまってやめたこと」を表していたそうで、
そのため「退(しりぞく)屈(する)」となったそうです。
なるほど~!
こうした興味深い言葉のナゾについて、井上住職が詳しく解説してくれています!
ぜひ動画をご覧くださいね(⌒∇⌒)