「電子書籍出版を通じて誰かを支援する仕事に繋げられるか」最終報告書 #研究報告書
年少&小3兄弟を育てながら在宅で取材ライターをしています、てんこです。6月~12月までの半年間、クラウドソーシングサイト「ランサーズ」の「新しい働き方LAB 第2期研究員」として、「働き方実験」をしており、このノートはその最終報告書です。
※研究員制度について、詳しくはこちら
※わたしの実験報告(マガジン内の以下4記事)
実験計画書@6月 → 中間報告書@9月 → 出版完了報告@11月 → 最終報告(当note)
◆実験の目的と背景
研究員制度が募集されていた頃は、私は8年の専業主婦生活を卒業して働き始めて約半年が過ぎ、同時期に入ったライティングスクールを卒業して約3か月経った頃でした。今後の働き方を探っていたことと、学びの成果として電子書籍出版を目指していたので、実験の場に出して自分を追い込み、仲間を増やして加速させたい!そんな気持ちで応募しました。
実験の目的は、ざっくり言うと
背景としては
まずは過去の自分のようなママたちの助けになるような電子書籍を出版し、そこから発展させて仕事を広げたいと考えました。
◆検証したいと思っていたこと
◆研究活動の概要
計画していた内容とその結果をまとめます。
<スケジュール>
電子書籍出版(実験の前半)で実験期間がほぼ終わったので、後半の期間が圧縮されたものの、大目的の「出版」は成し遂げられました!
<活動の概要と測定方法>
現段階で達成できている「電子書籍出版」に絞って、計画の結果を見てみます。
出版できたこと、Amazon1位やベストセラーが取れた経験は、想像以上に感激し自信になりました。初めて運用開始した公式LINEにいただけたコメントは、わたしが本の内容をお届けしたいと思っていた状況の方々に届いた...と感じる内容ばかりでとても励みになります。
◆結論と根拠・気づき
<実験活動から得られた結論>
以下2点の「検証したかったこと」は半分達成しました。
1. 平凡な主婦でも電子書籍を出版でき、Amazon1位の肩書が作れました。
2. 仕事の幅を広げられるか、はこれからです。
でも考えてみたら、実験の目的や背景に書いていたこと(自分のような働きにくいママを支援したい)は、電子書籍出版だけでもある程度叶っていました。
<その根拠>
電子書籍とその特典のなかに、そのためのありったけの情報を詰め込んだからです。そして感想を伝えてくれた読者の方々のコメントから、一歩踏み出すきっかけやヒントとしてお役に立てた方もいる!と感じられました。
これは、一番伝えたいことは何?をネタに投稿作成練習したときのTweetです。これが電子書籍を通しても少し伝えられた気もして嬉しいです。
<そこから得られた気づき>
電子書籍出版経験から気付いたことは
・スローなマイペースでも、諦めずに進めれば目指したゴールに辿り着ける
・無理かもと感じていたことも、できている人々の中にいれば意外とできる
・求めてくれる人たちは居たし、収入源や日々の励みが増えた。勇気を出して世に出さなきゃ勿体ない
・感想や応援はものすごく嬉しいし、幸福感や自信の肥料になる
・一度経験したから次もできると思える
・とはいえ電子書籍執筆には、それに充てられる時間が結構必要
・色々な働き方、稼ぎ方、学び方、役立つサイトがある(書籍や特典に書くために調べるなかで)
◆研究に関する考察・これから
<考え方・価値観>
出版後、仕事の幅を広げられる選択肢がでてきて検討するときに改めて重要に感じたのは「自分は今どんな働き方がしたいのか」でした。
まだ子ども達は幼く、登校が安定しない不確定要素もある。今はやりたい仕事を最優先して全集中するより、子育てや家庭を蔑ろにしないですむ余裕をキープできる働き方がしたい。
やりたかった支援は電子書籍である程度達成できているので、今後の仕事の広げ方は、そこにこだわるより「自分が望む働き方ができるか」を最優先に決めたいと考えるようになりました。
<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
電子書籍出版とAmazon1位という肩書ができました。「何者でもない自分」から少し進めた気がします。進んでみて選択肢が広がって改めて「何者になりたいのか」もより考えています。
書籍の仕上がりが良いし、本業の取材ライター経験も活かせると電子書籍執筆代行の道を師匠に薦められ、自分でもやりたい気持ちは大きいです。ただ、本業で現状でも、登校を渋りがちな息子に穏やかな対応がしづらいのが取材日。「顧客との動かせない対面業務日程」が必要になる業務はなるべく避けたい気持ちがあります。
人の話を聞いて文章にまとめる仕事はとても楽しく、話し下手ぶり向上の練習になる点も良いので、万一の日程調整も可能な相手か、登校がもっと安定したら、電子書籍執筆代行をやりたいです(なんて悠長なこと言ってたらライバルだらけになりそうですが)。
書籍内に掲載するために調べたりヒアリングをしたSNS運用代行をやりたい気持ちも。自分の経歴(産前はずっとSE)と好きが活かせる分野は、広報・データ分析・サポート的な業務なので。
そうした個人の仕事を増やしたいのですが、パートの在宅取材ライターの仕事の負荷調整が難しく、個人活動や家庭用の余白が取りづらい現状です。本業もメリットが大きいので、ゼロにしてフリーランスに振り切るつもりはありません。
今後は、本業を理想的な割合に調整し、個人の仕事を増やして、扶養を出ても損しないくらい稼げるようになりたいです。
でもそれで家庭や子どもたちにしわ寄せがいくのは避けたいので、そこは最優先。ママ割合が大きいうちは「無理なくできる」と「やりたい」が一番重なるところを目指します。長時間勤務をせずに収入を増やすために単価も上げたいです。
◆全体振り返り
研究員活動に集中して、企画をグイグイ進めてイベントにもガンガン参加できれば良かったけれど、家事育児と本業があるなかでは思うように時間が取れませんでした。キラキラに見える方々と比べて自信をなくすことも多々。自分は大したことはできないとやさぐれて、モチベーションが下がっていたときも正直ありました。
でも終えて振り返ってみたら、企画の半分は達成でき、計画書は一応出せて、イベントにも時々参加でき、コミュ障なりにお知り合いも増えました。できたことに目を向けるとか、自分で幸福感を上げるには?を意識するようになったのも、電子書籍内で幸福学をご紹介できたのも、そういえば指定企画で知ったおかげでした(知るのが遅すぎて参加できませんでしたが)。
研究員制度のおかげで、計画→中間報告→最終報告、と道を決めて振り返りもしながら進めたことも久々で新鮮。取り組みが記録に残り、同時期にそれぞれ取り組んでいた仲間と見合えるのも嬉しい。
経歴や働き方がかなり多様で、熱意や行動力、スピード感がハンパないメンバーだらけのコミュニティに所属したことで、自分の興味関心や知識が広がり「これはこんなものだ」のような勝手に決めていた枠も広がった気がします。やってみよう!できる!面白そう!楽しそう!が主流な空気感の中で、前向きな明るい方向に自然と引っ張ってもらえました。
チームで組んで仕事ができる、パッケージで待ち営業ができる、メタバース界隈や海外市場にはこんな情報がある、など、働き方のヒントになる情報も多く得られ、実際やれている方がいることで気持ちのハードルも下がりました。
たかが半年間、されど半年間。得られたものは大きかったです。研究期間が終わっても、このノリや実験気質を忘れずにいたいと思います。半年間、ありがとうございました。よかったら毎日居るTwitterで絡んでくださいね。
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