【第3号】特集:女性の視点で見る出産前後のエピソード/質問:育児をして辛かった体験(と対策)
先週末は桜満開でしたね@大阪!今号の表紙写真は桜ver.にしてみました♡
さて、同じテーマについて子育て中のメンバー10人がそれぞれ綴る「子育てコラボマガジン」。今回の特集は、特に男女の差がでるテーマなので、書かれた内容の違いが大きいです。出産前後、各メンバーが体験した/感じた/考えたこと、いつにもまして様々なのでぜひ色々読んでみてくださいね!
目次=====
・【特集】女性の視点で見る出産前後のエピソード
1. 出産(帝王切開)エピソード
2. 女性だから感じたこと
3. 男女差を感じたこと
・【質問】育児をして辛かった体験(と対策)
・【付録】他メンバーの同テーマ記事リンク
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【特集】女性の視点で見る出産前後のエピソード
1. 出産エピソード
子宮の手術歴があるため予定帝王切開でした。自然分娩の方が多いようなので、普通分娩との違いのなかから印象に残っているエピソードを2つ。
(1) 出産はカーテンの向こう側
手術中はベッドに仰向けに寝て、お腹のあたりにカーテン風のものがあり、その先は見えません。手術のため家族立ち会いはできず、大病院だったせいか医師や看護婦さんが合計5~10人はいて、施術者含め半分かそれ以上はカーテンの向こうにいるみたいでした。
麻酔で下半身の痛みはありませんが、感覚や意識はあります。見える側にいる麻酔師たちをぼーっと眺めつつ、カーテンの向こうから微かに聞こえるやりとりに耳ダンボになりながら、ただただ、待つのみ。
手術中用にと渡していたCDが流れていたかどうか全く覚えていません。だってカーテンの向こうから、「すみません!」「いや、・・すれば大丈夫だ」のような会話が聞こえるのです。若手に勉強させながらやってるの?大丈夫?とヒヤヒヤしました。
とはいえ無事に産まれ、「産まれましたよ!」と、私の顔の横で抱っこされた赤ちゃんを見せてもらいました。お産の痛みの末ではなくても、やはり色んな想いが沸いてきて自然と涙がにじみました。今思い出しても胸が熱くなる感情でした。
(2) 赤ちゃんとの触れ合いは母が最後
でもそれはほんの束の間で、すぐに赤ちゃんは連れ去られます。体を綺麗にして検査をして、手術室の外や病室で待つ家族たちのもとへ。私はその後も、傷跡の縫合などの処置のため手術室で寝たままです。居残りみたい。
その頃病室では、皆が赤ちゃんを抱っこしたり写真を撮ったりしていました。私はたしか1時間以上たって処置が済んでから、ベッドに寝たまま状態で運ばれてそこに登場。産んだ私より先に皆触れ合ってる、、と少しさみしかったです(笑)。
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2. 女性だから感じたこと
出産前後から始まった新たな感覚の一つが、「自分の責任範囲が自分だけではない」というもの。
子どもは、一個人であり、家族、いや両家一族全員の、大きくは社会全体の宝物です。その命や行く末の責任があります。
妊娠中は一心同体、授乳中は母乳が栄養源。妊娠前は夜遅くまで働き、食事も適当なこともありましたが、妊娠後は自分の体をより大切に管理するようになりました。
産後は自分以外に子どものこと全般も自分の管轄、というのも当たり前ですが常々感じています。女性というより常に一緒にいるからですね。生死や栄養、体と心の発達、予防接種、日常では診察券などの管理も二人分。私はうっかりさんなので、しっかりしなきゃとより思うようになりました。
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3. 男女差を感じたこと
産後「子どもが最優先、自分は後回し」の意識になる人多いと思うのです、女性って。男性の方がその意識は少ない。産後の環境(男性は変わらず家庭外の世界がある)も影響するのでしょうが。
そう感じた場面は例えば、子どもがなんとか食べるように(大人は残ったものを食べればいいか)惣菜選びや持ち帰り検討しているときに、夫が単に自分が今これ食べたいを主張。→ムキー!という面もあります。
でも、私が「幼い子どもがいるのだから」と我慢しようとすると「諦める必要ない、やりなよ/やろう!」と言ってくれる、良い面もあります。病院や美容室に行く、必需品でない買い物に時間を使う、一人で酒造ツアー参加など。
本来この考え方の方が健全ですよね。親がご機嫌な方が、子どもも楽しそう。
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【質問】育児をして辛かった体験(と対策)
メグルさんからの質問です。ちょうど昨日以下のtweetを見かけて、
このタグのtweetを見ていたら、辛かったことやその時どうしていたかを思いだしたので。
辛かったのは、睡眠不足、止め方分からず延々続く泣き声、異星人(言葉の通じない)と二人きり、中断されまくって未達成感ばかり、でした。これが複数重なるとさらに強力な破壊力をもちます。
どうしていたかは端的には以下tweetのとおりで、少し具体的にはその下に。
睡眠不足だと思考が暗くイライラしやすくなる
→最低限を狭めに決めてそれ以外さぼって寝る
何かしようとしても何度も中断されることもある
→やりたい!も、やらねば!も、やれればラッキーくらいに考える
悶々しても発散手段ない、話し相手いない
→Twitterで同月齢ママたちと交流(詳しくはこちら)
→子育て支援施設行って交流
→黄昏泣きしたら近所の公園でブランコ
このタグ、始まりは以下の離乳食期のママさんのようで、その後広がり、今日もタグ投稿が続いています。
今出てる最近のママさん達の投稿だと対策もなんとなく似てるのだけど、10年以上前あたりだとどうだったのだろう?と以下見て思いました。最近のパパママも、少し前のパパママも、タグ投稿してみませんか?
そして、このタグ大抵は良い受け取られ方をしていたのですが、なかにはこんな人も。
たしかに。。もちろん笑えることも嬉しいこともたくさんあります!
そんな方はnoteの #子育て タグを見てみると、微笑ましい記事(漫画も含む)にもたくさん出会えますよ。
子育てコラボマガジンもぜひどうぞ!
【付録】他メンバーの同テーマ記事リンク
https://note.mu/sunray_ryu/n/n47506c4d41dc
→りゅうさん:2回の出産での状況の違いについて
https://note.mu/yohey_choco/n/n9501c14e971c
→よーへいさん:妻の出産前後、男である僕は何を考え、行動していたか?
https://note.mu/ptmitti/n/ne3fed87b2473(メグルさん)
→メグルさん:2回の出産状況、夫側感想、上の子の立ち合い話も
https://note.mu/ptmitti/n/n05c20b8dffdf (メグルさん袋とじ増刊号)
→産後クライシスとセックスレスへの向き合い方。問題点や対策も書かれていて参考になるとても良い記事でした。コラボ初の袋とじ企画。
毎回どうしても長くなってしまいます・・・長文お読みいただき感謝!
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