YouTube革命を起こせるか
お久しぶりです。
約一か月おサボりいたしまして、いよいよnoteに戻ってきました。
サボっても戻って続ける。これを繰り返して点線が実線になっていけばいいなと思います。
それでは本題です。
絶対にnote記事にしたいことをみつけた。
それは「Win Win Wiiin」について。
それなに?って人のために簡単に説明すると、オリエンタルラジオの中田敦彦と雨上がり決死隊の宮迫博之のチャンネルが共同で制作したYouTube上のトーク番組。
芸人の2人をMCにおいて、ゲストを呼んでゲストを深堀りしていく番組だ。
これがすごいのだ。すごすぎるのだ。
YouTube革命を起こすのではないか、と思っている。
思っている、と表現したのは後に続く影響などがまだ未知数だからである。
そんな「Win Win Wiiin」の凄さをいくつかみつけたのでまとめていきたい。
初回ゲストがスゴい
そんな記念すべき初回ゲストは手越祐也。
ジャニーズ事務所の電撃退所で世間を驚かせてから数か月。
YouTubeをメインに活動し、少しずつ独立後の活動を軌道に乗せてきた手越を初回ゲストに迎える。
MCの2人も含めて、芸能界からYouTubeに舞台を移した3人が顔を合わせてトークする。
面白いに決まってる。
セット・衣装がスゴい
番組の中でも述べられているが、セット・衣装がテレビさながらにそろっているのだ。
素人目でみてもお金がかかっているのがわかる。
今までのYoutubeでは家のような撮影場所で私服を着て、ラフに撮影がされていた。
それはほどよい「素人感」を演出させて、視聴のハードルをぐっと下げていたものでもあった。
しかし、今回のWin Win Wiiinでは完璧なスタジオ、キッチリとしたスーツ、そして観客を入れたスタジオで撮影がされている。
そこにはもはや、「素人感」なんて微塵もない。
構成がスゴい
構成、というと少しざっくりとした表現になってしまう。
具体的に言うならば、オープニングと本編の仕組みだ。
Youtubeの動画に長尺のオープニングを取り入れたのは非常に画期的なのだ。
Youtubeにはコンテンツがあふれ合えっており、興味と違ったり、面白くなければ視聴者はすぐに動画を停止して、次の動画へと移動してしまう。
だから、オープニングなんてものを入れて視聴者を焦らしていては離脱されてしまい、視聴回数が伸び悩む。
しかし、テレビ番組らしさを実現するにあたって、Win Win Wiiinでオープニングを導入したことは大きな意義がある。
本編の仕組みもかなり興味深い。
というのも、台本が全くないらしい。
中田がゲストを調べ上げて、資料を作っているそうだが、その内容はゲスト、宮迫ともに全く知らないという。
なかなかリスクを伴ったやり方だと思う。
実際のテレビ番組がどれほど台本のようなものがあるのかはわからないが、テレビではできない荒業なのではないだろうか。
こんなことができてしまうのは、お互いの喋りの腕とそこに対する信頼があるからに他ならないだろう。
距離感がスゴい
このWin Win Wiiinで最も賞賛すべきは距離感だ。
テレビかYoutubeか。
彼らはその中間を狙ってきた。
テレビのように、しっかりと最初から最後まで見ることができるコンテンツ。
Youtubeのように、忖度せずにやりたいようにやって舞台裏も見せるコンテンツ。
テレビとYoutubeのハイブリッドとして非常にうまい立ち位置を生み出したのではないかと思う。
とくに、舞台裏や裏話のようなことをそれぞれのチャンネルでしゃべっているのがとても面白い。
これはYouTubeだからこそできることだと思う。
素人がみてもワクワクするような新番組を立ち上げた中田、宮迫。
中田に関して、武勇伝、Perfect Human、YouTube大学とヒットを狙ってきた。
その次のコンテンツとして宮迫を巻き込んでの今回。
かなり戦略的で練られたWin Win Wiiinは世間にどれほどの衝撃を、爪痕を、革命を残せるのか。