Microsoft Word で外枠を付ける
会社の文書で外枠が付いているものがあります。元のWord文書を見ると、1x1の表の中に文章などを詰め込んでいるケースが少なくありません。
オススメのやり方
外枠を付けるときは表は使いません。メニューの「デザイン」から「ページの背景」を選択します。
「ページ罫線」がありますので、種類(罫線なしは外枠が付きません)、線の種類など、どのページに付けるかを選べばOKです。カンタンです。
表の外枠で困ること
やり方を言っちゃったので、あとは大した話ではありません。
表を使った外枠の場合、通常の本文入力などと違って表の1つのセルに入力していきます。そのため、通常とは操作が異なる場合があります。タブを入れても次のセルに移動する動作になるし、ちょっと狭かったりします。最も困ることが、何でそうなるのか分からない動作をされてしまうことです。常にセル内なので、改ページのときも変な感じになります。
非常に困るのが、やっぱり外枠はいらない!となったときです。「表を解除」できるのですが、表から解放される分、改行が異なります。ページが変わるところも変わりますから修正が必要です。
図形で外枠を付ける
無理やり別の方法を勧めるわけじゃないですが、「ページの背景」からの「ページ罫線」を知らない場合、作成者の思い付きで作られる場合があります。
図形の「四角形」を使って外枠を付けてみました。これが不便なところは、編集したときに図形の位置が変わってしまうことです。改ページを削除したら次ページにあった外枠図形が重なってきました。こういう場合に処理が必要です。もしこういう設定があれば、図形を削除して、「ページ罫線」を設定すれば良いので簡単です。
修正は早めに
手順書や記録書式のように、今後も利用する文書に表を使った外枠があれば、早めに修正したほうが良いです。ただし外枠だけでなくホントに表形式としている場合はもちろん表のままどうぞ。