コンビニのセルフコーヒー問題
コンビニのセルフコーヒーで不正をしてしまうこと、その処分、現状、対策について考えてみます。
コンビニのセルフコーヒー
コンビニのレジでコーヒーを注文すると空のカップを渡されたり、アイスコーヒーだと氷入りカップを購入して、会計後にコーヒーサーバで顧客が自らコーヒーを入れます。
慣れれば簡単だけど、初回は迷ったりもします。
サイズ
サイズで値段が違っています。サーバでコーヒーを入れるときはサイズ選択を顧客が自ら行います。大きいサイズでも溢れないらしいです。
不正と間違い
コーヒーサーバには、いろんなボタンが付いています。間違いそうになるし、間違えることもあります。ファミレスのドリンクバーのような機械ですね。
小さいサイズを購入して、大きいサイズの量を注ぐことができます。これが不正です。
不正発覚の代償
小さいサイズに大きいサイズの量のコーヒーを注ぐ行為を何度も繰り返した、として職場を懲戒免職になった人がいました。その人が、不正ができない仕組みを作って欲しい、と言ったとかでネットは大騒ぎ。こういうのは叩きやすいということもあり、大勢の正義漢のターゲットになっていました。実際にやったことに対して処分が重いかと、個人の感想です。直接の被害が見えやすいこと、故意であること、報道で広まったことで、必要以上の罰を与える風潮があるように感じます。金額で言ったら、国会議員の資金パーティー不記載事件なんて、この人の数万倍の罪です。
コンビニの会計方式
いくつかのコンビニではセルフレジを設けています。それでもほとんどは有人レジです。通常の商品は会計時に商品を手に入れます。
いろんなお店の会計方式
サービスや商品を提供する店舗側と、それを受ける顧客の間で、どうやって金銭を支払うか?というのは個別に決めれば良いことです。基本的には店舗側で事前に決めておきます。自分で起業しようと思ったら、どういう方法で顧客からお金をもらおうかと思案します。
一般客にモノを販売する場合、
客が陳列してある商品を持参して、商品と引き換えに代金を払う。コンビニ、スーパーなど。
客が店員に購入する商品を伝えて、商品と引き換えに代金を払う。ケーキ屋、飲食店など。
客が食券などを購入して、店舗側が商品を提供する。自動券売機のある飲食店など。
客が商品を選んで、代金箱に代金を支払う。無人販売店、自動販売機など。
他にもいろいろあります。
セルフコーヒーの会計方式
セルフコーヒーの会計方式は今までにない形態かもしれません。契約の合意し、代金を支払った後にいくつかの商品の中から契約した商品を客に取らせます。これがどれでも良いとか、飲み放題なら不正の範囲も狭いのですが、量の違いまであります。
悪意
この不正は店舗に損害を与えてやろう、などの「悪意」ではなく、不正を行うスリルに快感を覚えるものではないか?と思います。生活に困窮しているわけでもありません。店側にとっては大きな問題です。このような小さな不正はお店で不正を行うことができるという印象を与えかねません。
防衛
そもそも店側はこのような不正を想定していたのでしょうか?いざとなったら、この事件のように法律に任せて警察に対応してもらうつもりだったのでしょうか?
許される罪、許されない罪
正義感が強そうな世の中ですが、実際にはそうでもありません。
道路交通法違反は非常に多く見られます。日常的に違反を繰り返す人もいます。
自動車は速度違反、横断歩道の歩行者無視。自転車は一方通行逆走、右側走行、一時停止義務違反、歩道や横断歩道の走行。歩行者は左側を歩行。みんながやっていること、処罰される可能性が低いことから気軽に法律違反します。
飲酒運転となると急に話が変わります。自動車や二輪車などの免許があるものは、取り締まりの厳しさと処分の重さからと考えています。ところが自転車では取り締まりも処分もかなり緩いです。
コンビニのセルフコーヒーの量増しは、やっている人が少ないのかと思います。それだけのこと。立派な犯罪です!なんてことじゃないです。
対策案
コンビニ経営も、コンビニ勤務もありませんが、セルフコーヒー問題の対策を考えてみます。サイズの問題に限って言えば、一番小さいサイズだけにします。これなら現状の装置、会計方式のままで対応できます。たくさん欲しい人はたくさん購入します。
感想
セルフサービス方式は店舗側のタスクを減らそうとするものと、客が自ら行うことを楽しむものなどがあります。セルフコーヒーは店側には良いけど、客側はあんまり良いものの気がしません。コストカットされていてお得なのかもしれませんが、そこはほとんど感じられません。
いろいろあったので、これからは楽しいセルフコーヒーマシンが出て来ることに期待したいです。安くはないけど、高速道路のサービスエリアにあるコーヒールンバが流れる自販機はちょっと楽しいです。
うまくまとめられなくてごめんなさい。