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【初心者向け】Javaの学習方法
こんにちは!
この記事ではプログラミングの初心者向けにJavaの学習方法を紹介します。
私が一番最初に学んだ言語がJavaだったのでその時どのような勉強をしたのかを紹介しようと思います。
Javaの特徴
勉強方法の前に、まずはJavaの特徴を少し説明します。ここは流し読みでも大丈夫ですが興味のある方は読んでみてください。
OS非依存である
Javaは実行環境に依存しません。つまりWindowsでもLinuxでも、そしてMac OSでも同じように動作します。
これはJavaが「Write Once Run Anywhere」の概念に基づいて作られていることからもわかります。
他の言語の多くはOSごとにコンパイル(プログラミング言語をコンピュータか理解できるように変換すること)をやり直す必要があります。
Javaはそれが必要ないのでOSに非依存だと言えます。
なぜ非依存なのかを簡単に説明します。Javaは「Java仮想マシン」という仮想マシン上でプログラムを実行しています。これはどのOSでも同じなのでOS非依存を実現できます。
オブジェクト指向である
Javaはオブジェクト指向で書かれる言語です。オブジェクト指向について詳しく説明するとそれだけで長文の記事がかけるくらいなので今回はかなりざっくりと説明します。
オブジェクト指向とは
オブジェクト指向は、現実世界のものや概念を「オブジェクト」としてプログラムに表現する方法です。
オブジェクトには二つの要素がありそれは「属性」と「メソッド」です。
これだけ聞いても意味がわからないと思うので少し例を出します。
犬というオブジェクトで考えてみます。この場合属性とメソッドは以下のようになります。
「属性」 : 色や大きさ
「メソッド」: 吠えるや走る、尻尾を振るなどの動作
一度作成した犬オブジェクトは再利用することができます。なので同じ犬を複数登場させたい時も簡単に実装できます。
またメソッドは同じだが色だけ違う犬を作成したい場合もオブジェクトの持つ属性の一部だけを変更すればいいのでプログラムがより見やすく簡潔になります。
オブジェクト指向についてとても雑に解説しましたが概要はつかめたでしょうか。オブジェクト指向はプログラミング経験が長い人でも完璧に理解するのは難しいです。
私もたくさんの書籍を読んできましたがまだ難しいなと感じます。読んできた書籍の中で一番分かり易かったものを置いておくので興味のある方は読んでみてください。
Javaの勉強方法
ここまでJavaの特徴について長々書いてきました。これでもかなりざっくり書いているので興味のある方は調べてみてください!
さて、ここからは本題のJavaの学習方法について説明します。
基本的な流れは、次のとおりです。
1. 参考書を読みながら手を動かす
2.練習サイトでプログラムをたくさん書く
3.資格試験の勉強をする
これらについて一つずつみていきます。
参考書を読みながら手を動かす
まずはJavaに関しての知識を学びましょう。そのために私は参考書を利用しました。
このステップはUdemyなどの動画教材でもいいとは思いますが、私は本屋さんで実際に手に取ってわかりやすそうな教材を選べる参考書で学びました。
まず私が使った教材を紹介します。
Amazonのリンクからサンプルを読むことができるのでみてみてください。
この本の使い方の説明の前に一つ伝えたいことは参考書は一冊だけにしましょう。
というのも何かを学習するときに一冊参考書を読んで、読み終わったらもう一冊次の参考書を買って、、、という人をよく見かけます。
これは正直無駄です。
もちろんJavaの総合参考書の後にオブジェクト指向の参考書を買って深く学ぶなどはとてもいいことです。
しかし紹介した参考書のような網羅系の参考書は書いてある内容はほとんど同じなので一冊を深く学びましょう。
それではどのように参考書で学んでいくのかです。
まずは一から読み進めます。そして今回紹介した参考書は途中にサンプルプラグラムが頻繁に書かれています。
(参考書のサンプルがAmazonで読めるので見るとわかると思います)
サンプルプログラムは直後に解説があるので本を読み進めればわかるのですが、一旦自分でコードを写して書いてください。
自分で書くのと書かないのでは定着するスピードと精度が格段に違います。そして一番重要なのが写したコードを改造することです。
変数の値を変えるだけなど本当に少しの変化でも大丈夫です。それだけでもコードに対する理解が早まり、コードを見ただけで何をしているのかがわかるようになってきます。
時間がかかる作業にはなりますが本当に効果があるので騙されたと思って試してください。
参考書の進め方は以上です。そのまま最後まで読み進めましょう。
練習サイトでプログラムをたくさん書く
先ほどの手順で参考書を学習し終えたらJavaの基礎は身についているはずです。
おそらくコードを見るとどんなことをしているプログラムなのか大体わかるようになっているでしょう。
ただコードを見て内容がわかるのと、コードが書けることは別物です。
なので今度はインプットした知識をアウトプットしていきましょう。
そこで使えるサイトがpaizaです。
ここではさまざまな言語でコードを書く問題を解くことができます。
もちろんJavaもあります!
会員登録なしでも多くの問題が解けますが会員登録をするとより応用的な問題も解くことができます。
また月600円の有料プランではプログラミング学習講座の動画も見ることができます。
参考書でインプットをしているので基本的に不要だと思いますが興味のある方は有料プランに登録してもいいかもしれません。
メインはこのサイトでたくさん問題を解くことです!
そして問題を解いているときにわからなかった部分は参考書で調べましょう。ネットで調べるのも大事ですが、まずは参考書で調べます。
その方が記憶に残るからです。
この時調べたページに付箋を貼って、調べた回数を記録していくといいです。そうすると自分が多く調べたページ=苦手な分野が一目でわかるので便利です。
苦手な分野はそこに特化した参考書を買ったり、ネットで調べたりして対策するとスキルがだんだん上がっていきます。
資格試験の勉強をする
最後に資格試験を受けるとより応用的な知識も身につき、また自分のスキルの証明にもなります。
Javaの試験は基本的に一つです。
それが以下の試験です。
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE
いわゆるJavaブロンズです。難易度で言うと参考書の内容を全て理解していて簡単なプログラムは自分で書けるレベルです。
対策問題集も一番有名な「黒本」を一冊やれば大丈夫です。
一応この上にもシルバー、ゴールドがありますが問題集は上に載せたシリーズのシルバーとゴールド用で対策できます。
まずはブロンズ、シルバーの取得を目指しましょう!!
まとめ
この記事ではJavaを初めて学習する人向けに勉強方法を紹介しました。
プログラミングの学習は途中で挫折する人が多いですが、一つの言語をものにするとどんどん楽しくなるので頑張ってください!!