昨日参加した工作イベントが素晴らしかった!
昨日は、こどもと一緒に、地域の経済団体がやっている無料の工作体験にいってきました。
単純に、子供が工作が好きだから行ってきたんですけど、この工作体験イベントってプロモーションとして素晴らしいなと思いました。
①単純に集客しやすい
まだ僕は土日休みになってから日が浅いですが、それでもやはり子供と土日をどう過ごすかっていうのは課題です。
子供らしい遊びがそこまで得意じゃなくて、ずっとサッカーしてるか、放課後の教室でしゃべっているかだった僕からすると、子供と過ごす時間って、いつも「子供と何しよう。。。」って悩んじゃいます。
なので、土日に子供と時間をつぶせるイベントがあるっていうだけで、吸い寄せられてくるファミリーはかなり多いと思います。
②シンプルにメッセージを伝えやすい
今回の工作イベントは、「地域の大工さんと一緒に工作をしよう」ということで、地元にも頼りになる大工さんがいる、大工さんの仕事は楽しいという2つがメッセージだったのかなと思いました。
なかなか都市部だと、地域の大工さんとのコミュニケーションをとる機会はなく、ちょっとしたリフォームを頼むにも、近所にどんな会社があるのかWEBで検索しないといけません。
WEBで検索しないと近所の大工さんも思い浮かばない現状において、「この間工作を手伝ってくれた会社に!」と頭に浮かぶようになるのはいい宣伝効果かと思います。
また、職人不足・高齢化が続く現代において、子供世代にくぎを打つといった体験をさせることで、大工さんの仕事をイメージさせることは、将来の建設業の担い手をつくる一助になると思いました。
このように、子供向けのイベントだと、大人向けの小難しいイベントと違って、シンプルに楽しいイベントをしながら、メッセージを届けられています。
③作品を持ち帰ることで、あとでも印象付けることができる
最後のこの「あとでも印象付けることができる」というのはとても大きい。
娘は、当然できあがった作品がうれしくて、次の日になっても、作品に改良を加えたり、自分で遊んだり、そのエピソードを妻に語ったりしています。
そうすることで、繰り返し私たちの間には、その日のイベントや体験したことが印象付けられていきますし、参加していなかった妻も、主催団体や大工さんたちへの好感が生まれます。
一過性のイベント、チラシなどと違って、持ち替えられて、家に鎮座する作品は、最強の広告塔だなと思います。
我が家には少なくともしばらく工作体験でつくった作品がリビングに置かれ、見るたびに私たちは、この日のイベントを思い出します。
子供向けのイベントって、結構どこでもやっています。
でも、そのイベントで、ただおもちゃやお菓子を配るのではなく、「あとで家に飾られたり、遊んでもらえるものをつくる体験をさせる」というところまでできれば、よりしっかりとメッセージを伝えたり、繰り返し家庭の中で宣伝できるという素晴らしいイベントになるのだなと学ぶことができました。
皆様も、会社や所属している団体などのイベントを開くことがあれば、その景品を、ただ「人気があるから」という視点ではなく、それが家庭に持って帰られた後のことまでイメージして、考えてみてください。
おしまい。
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